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WJ22・23号『NARUTO』第398話「木ノ葉のはじまり」の感想。(その4)

この回の感想の「その3」までに、拍手をたくさんいただいて、嬉しい限りです!
また励まされつつ、「その4」を書きます!
(この「その4」で、この回の感想もようやく締めます!)

私は以前、「実戦の場に出ていた写輪眼使いには、女性はいなかったのか?」みたいなことを書いていたのですが、マダラの回想の中の、写輪眼使いがたくさん集っているコマの右側の、口から下が見切れている、左右の頬に菱形の模様があるのは、あれ、女性でしょうか?
あのつり目も、何だか女性っぽいな。

マダラの「オレはより強い力を求め、友も弟もこの手にかけた」という言葉を聞いてサスケは「きさま…」と言ってますが、サスケが口にする二人称がまた増えたな。
今までのサスケは、相手によって「お前」「アンタ」を律儀に使い分けてるんですけど、マダラのことは「きさま」と呼ぶことになるのか。


そして、若い頃の初代火影こと千手柱間(せんじゅ・ハシラマ)、かっこいー!
マダラが惚れるのも無理はない!

ロミオとジュリエットは敵対する家にそれぞれ生まれ、トニーとマリアは敵対するグループにそれぞれ所属しながら恋に落ちてしまいましたが、敵方の優れた同性に一方的に憧れちゃってどうしようもなくなるってことも、そりゃあるだろうな……これは男も女も、ですが。
『NARUTO』って、そういう妄想をいともすんなりと引き出してくれる漫画ですよ。

人は自分にないものを持っている相手に惹かれるっていいますし、そういう意味では、敵方に惹かれるって、そうそう珍しいことでもないのかも知れませんしね。
うちは一族と千手一族みたいに、親族で一大グループを形成している場合は、自分たちのグループのつながりが濃すぎて息が詰まって、一族の外に突破口を求める、ってことも起きやすかっただろうし。

「惚れ込んでいた相手が、敵方へ去ってしまった」という経験はナルトと自来也がしてますが、マダラの場合は「最初から敵だとわかっている相手に、惚れ込んでしまった」というパターンだったのか……。
しかし、イタチはマダラを「オレの相棒であり師であり不滅の男」と言うは、マダラは初代火影を「オレの憧れの忍」と言うは、本当にもう手加減なしですね最近のこの漫画……いいんでしょうか。
まあ私は嬉しいですが(笑)。

思えば、角都が“暁”に入ったのも、角都の「初代火影と戦ったことがある」という点をマダラが買って、上手く手を回した結果だったのかも。
そーかそーか、自分が惚れ込んでいた相手とちょっとでも接触のあった者なら、自分の組織に引き入れたいと思うのは自然な気持ちだよなそりゃ。(←決めつけ)

初代火影、顔立ちは、孫娘の綱手にはあんまり似てませんね……あ!
血のつながりはないはずだけど、遺伝子がマッチしたというヤマトに、やっぱりちょっと雰囲気が似てるかな?
遺伝子と顔立ちがリンクするものなのかどうかはわかりませんが。

あと、二代目火影は、初代の実弟であることからして、苗字はやっぱり「千手」なんでしょうね。
ファーストネームのほうは何ていうのかな。
初代火影は、綱手の祖父だったり、ヤマトがその木遁を継承したり、角都の過去エピソードに登場したりと、途切れることなく登場している感がありますが、二代目火影だって充分かっこいーと思います……どこかでクローズアップされてくれないかな。

それにしても、初代火影やマダラやイタチたちの間に、どれだけ濃厚で濃密で濃ゆい絆やしがらみがあったのかはまだわかりませんが、この人たちの中で、誰がいちばん表立って勝者になったのかといえば、(今のところは)子孫が里長になった初代火影でしょうね……。
しかもその子孫は、医療忍者で、かつあれだけお色気パワフルな女性だという、全く毛色の違う人材であるあたり、やっぱり、男ばっかりであんまり濃ゆいコミュニティを作っていては、長い目で見ればそれは駄目だということですよモゴモゴ。

原作がこういう展開になってきたということは、初代火影がまたアニメで喋る可能性もあるってことですね!
初代火影を演じたのって誰だっけか……菅生隆之か。
最近では、「宮廷女官チャングムの誓い」の吹替え版で、「王様」こと中宗の声を当てていた役者さんですね。
「王様」「火影」では、ちょっとだけ通じるところがあるかな?
初代火影に係累が多そうだったのも、当時は側室制度があったから、だったりして(笑)。


この号を読み返してみて気づいたのですが、この号の登場人物たちの平均年齢高いな……物故者と回想シーンを除くと、10代が1人いる他は、70代以上ばかりじゃないのか(笑)。
木ノ葉の里の高齢者医療制度は大丈夫なのか。
ちゃんと保険証は行き渡っているのか(って何の心配だ(笑))。

ところでここのところのサスケ、他人の語る昔話ばっかり聞かされてないか?
ついこの前まではイタチが見せた「マダラ&その弟」にまつわるエピソード、今度はマダラが語る「イタチ」「初代火影」にまつわるエピソード、だもんな。
今のサスケって、同世代の中で、昔の出来事について、いちばんの物知りになりつつあるんじゃあるまいか。
アニメ「NARUTO」シリーズで、「アフレコの現場において、原作のストーリーや細かいエピソードにいちばん詳しいのは杉山紀彰」という現実世界のエピソードと、何だか被っているようです。


ところでところで、マダラを好きか嫌いかどうでもいいかで、これから数週のストーリーを楽しめるかどうかが決まるような気がします。
私はといえば……「マダラの言ってることややってることは胡散臭いと思うけど、外観はけっこう好き」ってところかな。
このパターンって、この漫画の中の人物では初めてかも知れない。

ストーリー的には、これからも重いエピソードが続きそうですしね……その中にあっては、何かしら楽しみな要素を見つけたほうがいいかも、と無意識レベルで思って、自衛のためにこんなパターンを編み出したのかな私(笑)。
まあ、マダラのことは、嫌いであるよりどこかしら好きであったほうが、この先楽しいですよきっと(って、デイダラや飛段の悪口をさんざん書いていた奴(私のことです)が、今更何を言うか(笑))。

WJ22・23号『NARUTO』第398話「木ノ葉のはじまり」の感想。(その3)に戻る

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今週の遡及コーナー。
1年前(2007年)のWJ22・23号でのサブタイトルは「目的は…!!」でした。
サスケが重吾を「オレがお前の檻になってやる」と口説きにかかり、重吾はサスケに「お前がどれほどの忍か見届けてやる」と承知し、サスケとナルトが「うちはイタチだ」とユニゾンし、そのイタチが空を見上げながら「荒れそうだな」と言ったところで終わった回です。
(掲載巻は→『NARUTO 巻ノ39 (39) (ジャンプコミックス)』。)

2年前(2006年)のWJ23号でのサブタイトルは「キミとのつながり」でした。
ナルトを大蛇丸との対決に残して1人になったサイが“超獣偽画”を発動してサスケを発見し、ナルト、サクラ、ヤマトの3人は「サイの目的はサスケの暗殺だった」と誤解し、そのサイはサスケに「ボクは君を…木ノ葉へ連れ帰る!」と宣言した回です。
(掲載巻は→『NARUTO (巻ノ34)』。)

3年前(2005年)のWJ23号でのサブタイトルは「ガイVS鬼鮫!!」でした。
カカシ班サイドでは、イタチがナルトに「そろそろ一緒に来てもらうことにするよ……ナルトくん」と言い、ガイ班サイドでは、ネジが3人分の“水牢の術”を解き、ガイの“朝孔雀”が炸裂した回です。
(掲載巻は→『NARUTO (巻ノ29)』。)



テーマ:NARUTO - ジャンル:アニメ・コミック


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