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派遣法、史上最悪の法カイセイ!?(その1)~「企業にとって有利になる」か?~

今日(11月23日)は勤労感謝の日でした。

なので、労働問題っぽいネタをば……今注目の「派遣法カイセイ」問題について、取り上げてみます。

今の派遣労働には、「自由化業務」「専門26業務」というものがあります。

「自由化業務」と呼ばれるのは、「1人の派遣労働者を従事させられるのは、3年が上限」という業務。

ここでポイントになるのは、「派遣労働者である春子さんが2年間働いて辞めた後、後任として、同じく派遣労働者である夏子さんが雇われたとすると、夏子さんが働けるのは、3年から2年を引いた、1年間のみ」ということです。
(「自由化業務」は、「今はそうなっている」ということです。)

「自由化業務」に対し「専門26業務」と呼ばれるのは、「1人の派遣労働者を従事させられる年数に、上限はない」という業務です。


法カイセイがされると、「自由化業務」と「専門26業務」の区分がなくなり、すべてが「自由化業務」の扱いになります。
そして、派遣労働者である春子さんが2年間働いて辞めた後、後任として、派遣労働者である夏子さんが雇われると、夏子さんが働けるのは1年間ではなく、3年間になります。


これって、誰にとって有利なカイセイでしょうか?
「派遣先(派遣労働者を使う企業)「派遣元(ス○ッフサー○スとかア○コとか、いわゆる「派遣会社」のこと)「派遣労働者」別に考えてみましょう。

まず、「派遣先(派遣労働者を使う企業)について。
「派遣先にとって有利になる」という報道が多いようですが……これは実態を見ると、必ずしも正しくない。

「派遣先にとって有利になる」という説の根拠は、

「ずっと派遣労働者を使えることになれば、企業は、人件費が安く済む。
だからこれをきっかけにして、企業は正社員をどんどん派遣労働者に置き換えようとし始めるはずだ」

というもの。

確かに、「人件費」だけを考えればそうなんですが……しかし。
「派遣労働者を使うなら、3年ごとに差し替えるより、1人の派遣労働者にずっと働いてもらったほうが、企業は助かるはず」……と、思いませんか?

「勤続3年」といえば、ちょうど「仕事の全体像がわかってきて、業務改善のための提案ができるようになる」という頃です。
それなのに企業は、何でそういう良い状態の派遣労働者を切って、新しい派遣労働者に替えなくてはならないわけ?

新しい派遣労働者を使うことになれば、仕事をゼロから教えなくてはなりません。
それが3年ごとに繰り返されることになるのです。
現場の、「教える立場」の労働者にとっては、大変な負担です。

「それが嫌なら、3年で差し替えず、その派遣労働者を直接雇用してください」と、国は言うんでしょうが……。

企業が
「派遣労働者である春子さんを使うためにかかっていたコスト」
を変えないまま、
「春子さんを、派遣労働者として使うのではなく、直接雇用する」
となると、
「春子さん自身に渡る賃金」
はたいてい、派遣労働者の時より減ります。
(理由はいろいろありますが、いちばんの理由は「企業に、社会保険料の負担が生じるから」です。)

「直接雇用」というのは「正社員」とは限りませんからね、「春子さんが派遣から直接雇用になったら、春子さん自身に渡る賃金は減った」……ということも、普通に起きるわけです。
今日日、「直接雇用」というのにもいろいろあって、「契約社員」「限定正社員」「パート」「アルバイト」、これ全部「直接雇用」ですからね。
企業によっては、「直接雇用だが、正社員ではない労働者」のことは、もっといろいろな名称を作っているはず。

(話は逸れますが、ある企業で「フルタイムパート」という名称を見た時は大笑いしてしまった(笑)。
いや、実態としてそういう人はたくさんいますが、求人広告に堂々と「フルタイムパート募集!」と出してたもので(笑)。)


春子さんも、企業から「直接雇用になりませんか」と言われても、「派遣から直接雇用になったら、自分が受け取る賃金は今までより減る」とわかれば、そりゃ、辞退したとしても不自然ではない。
(「辞退する」ということは、「その企業で働くことをやめ、別の働き口を探す」ということです。)

国が「『春子さん自身に渡る賃金』が減らないように、お金を上積みして使ってください!」と、企業に「命令」までは、できませんよね。
「上積み分」を国が負担してくれるとかしなければ、企業だって、無い袖は振れません。
(助成金で、そういう「上積み」のようなものもないではないですが、「すべての企業の、すべての派遣労働者に、長期にわたって行き渡る」ってものでは、到底ないですし。)


今回の派遣法カイセイについて、私も何人か、企業の人事担当者に話を聞きましたが。
みんな、

「国も余計なことするなあ」
「派遣社員側が『ずっと派遣で働きたい』と言っていて、企業側も『ずっと派遣で働いて欲しい』と思っているなら、何でそれが悪いんだ。
何で国に『それではいけません。派遣社員のことは、3年で差し替えなくちゃいけません』なんてお節介を言われなくちゃならないんだ」


と、溜息をついてましたよ。


「派遣先(派遣労働者を使う企業)」
についてはこれくらいして。
次は、
「派遣元(ス○ッフサー○スとかア○コとか、いわゆる「派遣会社」のこと)」
「派遣労働者」
について考えてみます。

++++++++++++++++++++++++++++++
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