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東日本大震災から、3年と3ヶ月。~3年前のこと、60年前のこと、300年前のこと~

今日(6月11日)は(雑節で言うところの)入梅でした。

そして今日で、東日本大震災から、3年3ヶ月です。


先月下旬でしたか、原発事故賠償に関して裁判所が避難者への仮払いを命じる仮処分決定が、全国で初めて出たそうで。

お金の問題は、決して無視できない問題……というより、多くの被災者にとって、「すべてに先行する問題」かも知れない。
なので、今回の決定は、とりあえず良かったと思います。
この決定が、暴走原発が原因で苦しい思いをしている人たちの助けに、少しでもなりますように。

ところで。
暴走原発のせいで避難することを余儀なくされた人たちに対しても、「賠償金もらって、朝から酒飲んで、パチンコして、遊んで暮らしてる」みたいなことを言う人はいるんですよね……まあ、そういうことは「同じ人が同じことを何回も何回も」「違う場所で」言ってるだけなんでしょうけど。

そんなことを思っていたところへ、先日、NHKで放送されていたドキュメンタリー番組
「証言 ビキニ事件 ~60年 語られなかった思い~」
を見ました。

「ビキニ事件」といえば「第五福竜丸」。
「第五福竜丸」ってのは、Wikiを引用すると、こういうことです。

+++↓ここから引用↓+++++++++++++++++++++

第五福竜丸(第五福龍丸、だいごふくりゅうまる)は、1954年3月1日に、アメリカ軍の水素爆弾実験によって発生した多量の放射性降下物(いわゆる死の灰)を浴びた、遠洋マグロ漁船の船名である。無線長だった久保山愛吉 (くぼやま あいきち、1914年6月21日生まれ)がこの半年後の9月23日に死亡した。

(中略)

第五福竜丸の被爆により、焼津や東京では「汚染マグロ」が大量廃棄され築地市場内に埋め立てられ、築地市場には「原爆マグロ塚」が建てられた。また、第五福竜丸が浴びた放射性物質とその被害は、「ゴジラ」が制作される動機にもなった。

汚染マグロは、第五福竜丸以外の太平洋上で漁をしている漁船でもあったが、アメリカ政府からの見舞金は第五福竜丸だけに支払われ、当時としては破格の金額一人当たり200万円だったために他の漁船からのやっかみがあり、また放射能が伝染すると間違った情報で、第五福竜丸乗組員は将来の病気の恐怖を抱えながら焼津と漁師の仕事を離れなければならなかった。


+++↑ここまで引用↑+++++++++++++++++++++

ここで無視できないのは、
<他の漁船からのやっかみがあり、また放射能が伝染すると間違った情報で、第五福竜丸乗組員は将来の病気の恐怖を抱えながら焼津と漁師の仕事を離れなければならなかった。>
の部分です。

「証言 ビキニ事件」の中でも、このことについて触れられていました。
「見舞金が200万円」ということが報じられると、受け取った乗組員たちへのやっかみの嵐が吹き荒れたらしく、乗組員たちの家には、「うちも生活が苦しいので、お金を貸して欲しい」「戦争未亡人だって苦労しているんだから、見舞金は寄付すべき」等の内容の手紙が大量に届いたそうで。

インターネットなんてない時代ですから、「家に手紙が届いた」というからには、その手紙を送ってきたのは、何らかの形の「知人」だったんでしょう。
「知り合いの知り合いの知り合い」くらいの、実質的にはもはや「知人」ではない人も多かったんでしょうが、そうだとしても、「知人から、見舞金について物欲しげに、あるいは非難がましく言及した手紙が次々届く」というのは、「ネット上で叩かれる」というのとはまた違うやり切れなさがありますよね。

そういう針のむしろ状態に耐えられず、不本意ながら焼津を離れざるを得なくなった乗組員とその家族もいたとのこと。

――何だか似てますよね、「賠償金を受け取った原発避難者を『ずるい』『遊んでばかりいる』と叩く人がいる」という現状と。

また、「第五福竜丸以外の漁船の乗組員が『なぜ第五福竜丸ばかりが見舞金を受け取れるんだ』と思う」というのは、心情的には理解できないでもないですが。
「被曝とも汚染マグロとも無関係な人が、戦争未亡人を引き合いに出して、見舞金を受け取ったことについて非難する」なんてのは、「余計なお世話」であるはず。

そして、「福島以外の被災者が、『なぜ福島の被災者ばかりが賠償金を受け取れるんだ』と思う」というのは……これも心情的にはちょっとわかってしまうこともあるんですが。
しかし、「東日本大震災では大した被害もなかった人が、福島の原発避難者が賠償金を受け取ったことに対して『ずるい』『遊んでばかりいる』と叩く」なんてのは、これも「余計なお世話」以外の何物でもないはず。

このあたりも、何だか似てるんですよね。


「何だか似てる」といえば……もう一つあった。
ビキニ事件は、60年前のことですが。

もう一つの「何だか似てる」ことがあったのは、江戸時代


「東日本大震災の復興予算が、どう見ても復興に関係ない用途に流用された」ってことが報じられた時は、大半の人は怒りを感じたと思いますが。

江戸時代にも、「復興予算が流用された」ってことはあったらしいですね。

それは震災の復興予算ではなく、富士山の噴火災害の復興予算でしたが。
富士山が大噴火したのは宝永4年(1707年)のことだそうですから、今から約300年前のことです。

当時復興予算として集められた50万両のうち、例えば16万両は、時の将軍(綱吉)の側室の屋敷の増築に使われたんだそうで(呆)。

今は「将軍」ってのは存在しませんから「将軍の側室」ってのも存在しないので、「東日本大震災の復興予算が、将軍の側室の屋敷の増築に使われる」ってことは一応ないわけですが。
でも、「今も昔も、変わらないんだなあ」と、笑うところじゃないのに笑っちゃいましたよ。

そう、
「国が何かカネをくれるらしいから、それらしい書類を整えて持っていけ。
可能な限りデカい額をもらってこい。
『うちは復興と関係ある事業なんて何にもやってませんが』だと?
そんなことはどうでもいい!
理由なんかどうであれカネをぶんどってきて使わないと、オレが仕事してないと上からみなされるんだ!
お前の査定も下げるぞ!」

ってのが、お役所というところなんです。
「どれだけカネを残したか」ではなく、「どれだけカネを使ったか」で評価が決まるギョーカイなんです。

↑こういうルールで全体が動いているギョーカイなので、お役人1人1人を責めるだけでは、何にも解決しないんです。

今回の流用だって、「理由なんかどうであれカネをぶんどってこい」と指示したお役人の中にも、そう言われて言われるがまま書類を作ったお役人の中にも、その書類を受け取って大して審査もせず判子を押した上級庁のお役人の中にも、被災地出身の人はいっぱいいたでしょうから……「復興とは何の関係もないこんなことに、せっかくの予算が使われるのか」「被災地のために本当に役立つことに使われてくれよ復興予算」と、内心嘆息していた人も、いっぱいいたでしょうから。


そんなわけで。
「復興予算の流用」が特に許せないのは当然なんですが、これからは「復興予算の流用」を含め、「予算の目的外使用」のことは、「将軍サマのご側室サマ」と(心の中で)呼ぼうと思います。
そう呼べば、怒りも少しは収ま……いや、全然収まらないんですが……収めちゃいけない怒りなんですが。

++++++++++++++++++++++++++++++
「今年は、アメリカの水爆実験から60年」というと、「日本で、映画のゴジラが誕生してから60年」ってことばかりが関連づけて語られているようですが。

「今年は、ビキニ事件から60年、第五福竜丸被曝から60年」であることも、多くの人に憶えていただきたい、と思うのです。

第五福竜丸の被曝について描かれた絵本です。

ここが家だ―ベン・シャーンの第五福竜丸ここが家だ―ベン・シャーンの第五福竜丸
(2006/09)
アーサー ビナード

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