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なんちゃってシャーロッキアンのひとりごと。(その5)~「007 ゴールドフィンガー」と、「ベルグレービアの醜聞」と、『銀魂』と(その2)~

(「なんちゃってシャーロッキアンのひとりごと。(その4)~「007 ゴールドフィンガー」と、「ベルグレービアの醜聞」と、『銀魂』と(その1)~」の続きです。)

最後に、『銀魂』について……と書くと、「10年以上連載されてる『銀魂』のどの部分だ」と言われそうですが(笑)。

『銀魂』についてというより、ここで取り上げるのは、『銀魂』に登場する多数の魅力的な女性キャラのうち、月詠です。

月詠はかつて、女郎ではなく「吉原を(というか、日輪を)守るため戦う」という役割につくことを希望し、「女であることを捨てた」という印として、自分で自分の顔に傷をつけましたが……今でも充分、美人。
それも、長身美人……BMIがちょっと心配なほどの、スレンダー美人。
(まあ『銀魂』の女性キャラって、だいたいそうですが。)

時としてクナイの腕がかなり怪しくなることには目をつぶるとして(笑)、概ね戦闘能力が高いキャラです。
忘れられがちだと思うんですが、月詠って、さっちゃんや全蔵と同様、戦闘時は基本的に「忍」の技で戦うんですよね。

で、女性ばかりで構成された吉原自警団「百華(ひゃっか)」の頭(かしら)……いや、「頭」ってのは結果であって、「創業者にして経営者」みたいなもんですよね、「百華」の女性たちが「百華」に入った経緯や、その女性たちからのあの慕われぶりを見ると。
このあたりは、「快援隊」を実質的に仕切っている(らしい)陸奥とちょっと似てるかも。
(顔の作画もほぼ同じだしゲホゲホ(笑)。)

で、で。
「吉原炎上篇」の前半あたりで数回、月詠は、日輪に対する思いをモノローグで語ってましたが……。

あの語りの熱さ濃密さはどう見ても、友情とか憧憬とか感謝とかの域を超えてるでしょう……かなり「恋愛感情」に近かったでしょう。
九兵衛でさえ、お妙さんに対する思いを、あんなに熱烈な言葉で語ってる描写はなかったはず。

まあ、この「妙のことが好きでたまらない」という設定を全面的に打ち出して登場した九兵衛でさえ、のちに「自分が百合キャラなのかボクっ娘なのか、自分でもわからなくなってきた」などと(空知センセイに)言わされてるくらいですから……「吉原炎上篇」の後は、月詠が日輪に対して寄せていた熱い思いも、すっかり影を潜めてしまったようですが。

そして月詠は「紅蜘蛛篇」では、かつての師・地雷亜に、銀さんのことを「惚れたか、この男に」と図星を指され、しかし、事件がひと通り収まった後、銀さんには遠回しに振られ、それ以上追うことはしないと決めたようです。

(しかしまあ、サザエさんワールドの悲しさ(?)で、その後も、「完全に思いを断ち切った」とはいってないようですが……作品初期から銀さんに執着し続けてるさっちゃんからも、何かにつけずーっとライバル視されてますし(笑)。)


月詠が登場した「吉原炎上篇」が収録されているのは、この第25巻と第26巻。

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「吉原炎上篇」を「日輪・鳳仙篇」と言い換えるなら、「月詠・地雷亜篇」とでも言うべき「紅蜘蛛篇」が収録されているのは、この第29巻と第30巻。

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++++++++++++++++++++++++++++++
――と、長々書きましたが。

「ヒロインは美人で、頭脳明晰で行動力があり、戦闘能力も高い」
「ヒロインは、自身同様“強い女”たちを率いるリーダーである」
「ヒロインは同性愛者である(又はその傾向を色濃く備えている)
そして
「ヒロインがおそらく初めて心惹かれた男が、シリーズの主人公の男だった」

……ってほら、プッシー・ガロアの設定と、(「ベルグレービアの醜聞」の)アイリーン・アドラーの設定と、月詠の設定って、そっくりでしょ?

ついでに言えば、「ヒロインがおそらく初めて心惹かれたシリーズの主人公の男は、恋愛には興味を示さない」ってところも同じ。
ボンドは、たとえ仕事中でも、美女が視界に入ればチェックを怠らないし、いつも最終的には誰かしら美女とコトに及びますが(しかも1作につき1人とは限らない)、そこに至るプロセスに「恋愛感情」なんてあったためしがないし。

シャーロックは、「恋愛なんて、自分には一生関係ない」という姿勢だし。
(まあその報復のように、アイリーンからは、面と向かって「童貞君」なんて言われてたが(笑)(しかも兄貴の前で(汗))。)

銀さんはボンドとちょっと似てて、エロには興味津々だったり、好きな女子アナはいたりしますが、身近にいる女性に好意を持った描写はないですし、近くにいる女性から寄せられる好意に応えたこともないですし。

やっぱりこれって、一種の「お約束」のパターンなんでしょうね……
「強くて美しい女が、それまで男に興味なんて示さなかったのが、初めて男に心惹かれるが、その男は、女の“気持ち”に応えることはしなかった」
という。

そう、「お約束」の中でも、「ミソジニーが巧みに織り込まれている」という意味での「お約束」。

(――いや、「ゴールドフィンガー」では、「織り込もう」という努力すら、あんまりされてなかったかな?(汗)

プッシー・ガロアは、「最終的によろしくやっちゃった」という意味ではボンドに拒絶されたわけじゃないですが……そもそもプッシー・ガロアの側は「ボンドと心を通わせ合いたい」とか思ってたわけじゃないですから、当然、そういう気持ちが叶えられることもなかったし。
「持っていない望みは叶えようがない」わけです。)


でもね。
同性愛の女性って、別に「男が嫌いで、その結果、女が好きになった」ってわけじゃない。
(いやそういう人もいるかも知れないが、多数派ではないはず。)

だから、
「男を嫌って、同性である女にウツツを抜かしていたような女は、罰を受けねばならない」
みたいな意図で
「プッシー・ガロアのような、アイリーンのような、月詠のような女は、たとえ男に心惹かれたとしても、その気持ちは拒絶されて当たり前」
というストーリーが作られたんだとしたら……それはちっとばかり残念。

いや、これは、「そういうストーリーが作られることが残念」とか「作り手の想像力が貧困なのが残念」とか「フィクション中のヒロインの扱いは結局、十年一日なのが残念」とかいうことではなくて……。

フィクションの世界ではなく現実のほうに「男を嫌って、同性である女にウツツを抜かしているような女は、罰を受けねばならない」という考えが根強くある、ってことが問題なのかも知れない。

これは日本だけの現象なのかどうかは知りませんが……。
ネット上の日本語の書き込みを見ると、「結婚しない女性」「子供を産まない女性」「離婚した女性」「結婚しないで子供を産んだ女性」などを叩きまくっているものが、何と多いこと。

そういう女性たちを叩きまくっている人たちは、そういう女性たちの生き方にミサンドリーの気配を嗅ぎ取り、あるいは「男を嫌っている」と決め付け、その結果叩きまくるのかも知れない……「男を嫌っている女は、罰を受けねばならない」と。

ということは。
そういう人たち(ミサンドリーっぽい女性を叩きまくる人たち)がこの世に多数いる限り、「男を嫌っている女は、罰を受けねばならない」と読めてしまうフィクションは、まだまだ作られ続けるでしょうねえ……何てったって、“需要”があるんですから。


プッシー・ガロアのその後はどうなったのかはわかりませんし、月詠は「サザエさんワールド」の『銀魂』の世界で、何事もなかったように生き続けてますが。

「ベルグレービアの醜聞」のアイリーン・アドラーは、全てが終わった後、「カラチでテロリストに首をはねられた(=死んだ)」のか、「アメリカで証人保護プログラムに入った(=生きている)」のか、どっちにも解釈できる終わり方をしてましたね……いや、「アメリカで証人保護プログラムに入った」と思ってる視聴者はいないか。
視聴者の興味は、「アイリーンが、カラチでテロリストに首をはねられそうになった寸前、テロリストを装ったシャーロックに命を助けられた」というあの映像が、本当にあったことだったのか、それともシャーロックの妄想や願望だったのか……そこですよね。

私は「アイリーンは生きている」と思いたいですけどね……アメリカで証人保護プログラムに入ったのかどうかは別として。

何でかというと、アイリーンが死んじゃったのであれば、それはもう、「ヒロインは、最終的に死ななくてはならない」という、これまた「フィクションのお約束」が、律儀に守られたことになってしまうから。

「SHERLOCK」シリーズは、「ビクトリア朝末期のロンドンを舞台として描かれたシャーロック・ホームズの活躍を、21世紀のロンドンに舞台を置き換えて描く」という作り方をして、大成功したドラマですが。

こと「女性の描き方」、特に「ヒロインの描き方」になると、「――新しい皮袋に、古い酒を入れたな(汗)」という印象を、随所随所で受けてしまったんですよ(汗)。

しかし、

「ヒロインは、死地を潜り抜けて、どうにか生き延びている……と思わせる余地を、視聴者に残した」
「そのために、主人公の男性はわざわざ死地に赴き、自らも命がけの大芝居を打っていた……と思わせる余地を、視聴者に残した」

という点では、正真正銘「新しい皮袋に新しい酒を入れたかな」と思えました。
この「ベルグレービアの醜聞」はインドアのシーンが多い回だったので、「え、シャーロック、カラチに行ってたの!?」と思わされたあのシーンは、いっそうインパクトがありましたし。

そもそも、この「SHERLOCK」は、原作はバリバリの“古典”。
その“古典”に敬意を表しつつドラマ化するに当たり、もし「新しさ」ばかりを重要視していたら……。
「――無理すんな(汗)」「――もっとエネルギーを注ぐべきポイントがあっただろうに(汗)」という仕上がりになっていたはず。

このブログでも何回か書いてますが。
「フィクションのパターンは、古代ギリシャ時代に出尽くした」とも言われてますから、100%新しい皮袋に、100%新しい酒を入れるなんて、無理……というより、「新しい」ことにばかりこだわる必要なんてないんだ。

++++++++++++++++++++++++++++++
あ、もう一つついでに言えば。

「SHERLOCK」と『銀魂』では、

「主人公の男性の住まいを貸しているのは、『世話好きな母親』『もういい年になった主人公をいつまでも子供扱いする、親戚のオバサン』『口は悪いが情の厚い、近所のオバサン』などの要素を併せ持った、年配の未亡人」

ってところが同じ。
「SHERLOCK」シリーズではハドソン夫人、『銀魂』ではお登勢さんのことです。

ボンドのプライベートな住まいについては明かされていないので何とも言えませんが、「年配の未亡人が大家さん」って、ないとは言い切れませんよね(笑)。

++++++++++++++++++++++++++++++
あとは……。

同じく「SHERLOCK」と『銀魂』では、

「変人である主人公の男性は、常識人の男性たちに囲まれて(支えられて?)暮らしている」

ってところが似てるかな(笑)。
シャーロックの場合は、ジョンレストレード、銀さんの場合は、新八土方さん(笑)。

ボンドとシャーロックはイギリス人だから、この2人の共通点がもっと多いかと思ってたんですが、意外や意外、シャーロックと銀さんの共通点のほうが多かったようだ(笑)。

うーん、レストレードが実はマヨラーだったり、アイドルオタクだったりしたらどうしよう(笑)。

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DVDやBDを買ったお方、ご覧になりました?
映像特典とか、オーディオコメンタリーとか、ありました?

私はテレビで放送されたものを全部録画できそうなので、DVDやBDは買わなくてもいいかなと思ってるんですが……特典次第では、欲しいかも……。

とりあえずサントラは、間違いなく欲しいです。

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でもこの画像のサントラも、いくつもバージョンがあるうちの一つみたいなんですよね。
「全部入り」みたいなの、ないのかいな。

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