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What’s the buzz?~「立川シネマシティ2」にて、「ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012 極音上映」観てきました~

(記事タイトルが長い(汗))

先日、「立川シネマシティ2」で開催された

「ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012 極音上映」

に行ってきました!

これがポスター。
舞台JCSのポスター。
(※写真クリックで少し大きくなります。)

この上映は、

2012年10月5日に、
イギリスのバーミンガム・ナショナル・インドア・アリーナにて上演された公演を、
ライブ感をそのままに閉じ込めたクオリティーの高いデジタル映像&音楽


という触れ込みでした。

映画として作られたものの上映じゃなく、映画をもとに作られた舞台を録音・録画したものを、更に映画館で上映するため、音響を調整した……と、手間隙かけられた、職人芸の結晶のような、そういうものの上映でした。

“原作”となった映画は、今からちょうど40年前の1973年に作られた、全部で約100分くらいの作品で、台詞(つまり歌詞)はすべて英語。
私は歌詞はほぼ全部覚えているので、今回、字幕はなくても良かったんですが、いや逆に、他の人はどんな和訳をつけてるんだろう、と思いまして。

そんなわけで、「素晴らしい音響に注目してください!」と推す企画側の意図をまるで汲まない、「字幕がいちばんの楽しみ」という観客として、私は「立川シネマシティ2」に足を運んだのでした。
(すみませんね(汗))


結論からいうと、なかなか新鮮で、良かったです。

以下、感想。
(「ジーザス・クライスト=スーパースター」は「JCS」と略します。)

++++++++++++++++++++++++++++++
「“原作”となった映画は、今からちょうど40年前に作られた映画」と書きましたが、もっと遡れば、“原作”は、2000年前の聖書であるわけです。

そのことも手伝ってか、今まで「劇団四季」の「ジーザス・クライスト=スーパースター」を観た時は、たとえ連続した公演期間の中で2回以上観る時であっても、「どういうところが、この舞台ならではの新解釈なんだろう」と思って観ていた気がします……何と言ったって、「聖書のパロディ」でもあるわけですからね。

そして「新解釈」を探したのは、この「極音上映」でも同じ。

で、この「極音上映」でいちばん「新解釈」を感じたのは……

「カーテンコールの最後で、ジーザス役の役者と、イスカリオテのユダ役の役者が、並んで、同時に現れたところ」

だったかなあ。

思えば、この「JCS」では、「純粋で、生真面目で、弱者を気遣う気持ちと姿勢を保ち、情熱的で、正義感が強い男」という意味では、ジーザスもユダも、すごく似てるんですよね。
こういう資質を持った人間は誰でも、「たまたま祭り上げられてしまったらジーザスになり、そのジーザスと志を同じくしていたが、祭り上げられなかったらユダになる」というパターンに当てはまるのかも知れない。


この芝居に限っては、「カーテンコールの演出が、芝居全体のいちばんダイレクトなメッセージである」と言っていいと思う。
「カーテンコールはあくまでおまけであって、芝居本編には含まれないぞ」とお思いの向きもおありでしょうが、いやいや、繰り返しになりますが、「この芝居に限っては」含まれるのですよ。

“原作”の映画が初めて上映された40年前、作品に対して批判の声が上がり、抗議デモが行われたりしたそうですが。
その声の一つに「キリストの復活が描かれていない」というものがあったそうで。
確かに、映画じゃそうなんですよね……。

でも、舞台のあのカーテンコールを見て、「キリストの復活が描かれていない」と思う観客って……いるか?

いや、いたとしても。
それは「いち観客としての感想」「それぞれの胸の中に収めておく思い」みたいなものであって、「同じ考えの他者たちと連帯して、プラカード掲げて、抗議デモをやる」って行動のきっかけになるようなものでは、ない気がする。


キリスト教の教義的な解釈はおくとして、「JCS」に登場する人物たちの姿に、観客は、

「熱い思いで追い求める理想が、求めれば求めるほど遠いものであると感じ、思いが熱ければ熱いほど、時として深い虚無感にも囚われる」
「自分の内面に抱える激しいものが、自分の力になるのか、自分を滅ぼそうとしているのか、自分でもわからない」
「そんな時の流れの終わりが近づいているのを予感し、それを恐れながら、どこかで待ち望む気持ちも確かにある」

――というものを感じるはず。

それは多くの人にとって、「若さ」とか「青春」とかいうものに近いものなのではあるまいか。

「JCS」の観客は。
教義的な「キリストの復活」を軽視するわけでは決してないが。
少なくとも「JCS」の上映・上演中、客席にいる間は、

「時代がいつだろうと、場所がどこだろうと、そこには今の自分(若しくはかつての自分)と同じく、“若さ”“青春”の只中でもがく人たちがいたんだ。
そしてそれは、イエスの生きた時代もそうだったんだ。

教義的には『イエスは十字架の上で死んだ』『イエスは今でも十字架にかかり続けている』『イエスは収められた墓から復活した』、どれも本当かも知れないし、そうじゃないかも知れない。

ただ、『人は2000年前から、イエスの生きた時代を再現し続けているのかも知れない』ってことは、多分、確かだ」

と、感じるはずだ……そんな気がする。

++++++++++++++++++++++++++++++
この「JCS」は、“人間”ジーザスの物語であり、“単なる裏切り者ではない”ユダの物語であり、“娼婦ではない”マグダラのマリアの物語であり……と、いろんな面がありますが。

ずっと前から思っていたのは「ピラトの物語でもある」ということ。

“堅実な職につきながら、あることがきっかけで、自分の職務に疑問を持ち、何が正義なのかわからなくなってしまった。
が、かと言って、その職を辞することもできず、以前通りに職務に当たり続けるしかなかった。
しかし内面では、明らかにそれまでとは違って、葛藤とそして自責の念は、ずっとやむことはないままだった”

……と、そんな人間であるピラトの物語でもある、ということです。

日本じゃ、ユダに関する考察や掘り下げはすんごくたくさん行われてきたけど、ピラトについては、あんまりそういうこと、行われてないですよね。
でも、このピラトという人物は、その内面を掘り下げて考えるに充分値する人物だと思いますよ。

++++++++++++++++++++++++++++++
ジーザスが鞭打ちの刑を受けるシーンは、「劇団四季」のほうがハードでした。

この「極音上映」では、ジーザスは1箇所にとどまったままでしたけど、「劇団四季」では、刑務官みたいな役の男性の役者2人が、ジーザス役の役者を、舞台狭しを引きずりまわしてたもんなあ(汗)……(あの舞台を観たことのあるお方はおわかりですよね)。
「大人の男性2人がかり」とはいえ、「大人の男性1人」を引きずり回すって、かなりの力仕事のはずだ(汗)。

++++++++++++++++++++++++++++++
マグダラのマリアが歌う「I don’t know how to love him」の、ほんの数秒の間奏の間での、あの早変わり……!
そうか、あのテがあったか、やられた!(笑)
見事でした!
バーミンガムのお客さんたちも息を飲んだのが、こっちにも聞こえるようでした!(笑)

そのマリアがペテロに対して、まるで職場の先輩のような感じの態度で接してたように見えました(笑)。

でも実際、イエスの周りにいた弟子たちって、「しっかり者の女性」と「純粋で血の気は多いが、あんまり思慮深くはない男性」って、多かったような気がする。
そういう集団では、女性が先輩格になる、ってことは、充分あり得ますよね。

++++++++++++++++++++++++++++++
カーテンコールの最後の最後に、アンドリュー・ロイド=ウェバーが登場!

「アリーナ上演のつらいところは、終演後、セットをすぐバラさなくてはならないところだ」

などと言って笑いを取った後、

「この作品を書いた時にそばにいた女性に、感謝の言葉を贈りたい。
その女性の名前はサラ。
今日、この会場の客席のどこかにいてくれたら嬉しく思う」


と言って、バーミンガムの会場も、立川の会場も、ちょっとだけ、しんみりしました……この「サラ」って、順当に考えて、「サラ・ブライトマン」のことでいいの?
でも「JCS」が書かれた当時のサラ・ブライトマンって、まだ10歳くらいのはず……じゃあ、違うか。

++++++++++++++++++++++++++++++
ユダの衣装のTシャツに、チェ・ゲバラの顔がプリントされていたのに吹いた(笑)。

そういえばウェバーは、ゲバラが登場するミュージカルも書いてるな……「エビータ」ですが。

++++++++++++++++++++++++++++++
さてさて、この「極音上映」、2月9日から15日までの限定上映でしたが、再上映が決定したそうで!
3月2日から15日までだそうです!
詳細は「立川シネマシティ」の公式サイトでご確認を!

そして、2月の上映後のアンケートで「上映の最中に拍手をしたかった」という声があったそうで、その声を受けて、3月2日の上映のみ、「拍手可」になったそうです!

(担当のお方は「アプローズ上映」と名づけていらっしゃいましたが……アニメファンにとっちゃ、「絶叫ナイト」のほうがピンとくるな(笑)。

あー、「JCS」では、「絶叫」は駄目なのか……ってことは、サイリウムもコスプレも、当然、駄目だよな(笑)。
「聖書を題材にした映画の上映で、観客がコスプレして絶叫」とかの事態になったら、絶対、まずい(笑)。)

++++++++++++++++++++++++++++++
「再上映までに、歌詞を全部覚えていたい」と志すお方は、こちらのCDをどうぞ!
私もこのCDを、ここ数十年、それこそすり切れそうになるまで聴いてる!

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ところで、私は
「アンドリュー・ロイド=ウェバー」
って名前を急いで言おうとすると
「アンドロイド=ウェバー」
になってしまうんですが、そういうお方、他にいませんか?
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