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東日本大震災から、1年と10ヶ月と19日。~女性は男性より、痛みに強い?~

先月、「オランダのテレビ番組の企画で、男性2人が出産の痛みを疑似体験してみた」という動画が、ネット上にアップされたそうで。

反応は様々のようですが……。

「女性は男性より、痛みに強い」という、よく言われるあの説を、何箇所かで見かけました。


でも……。

この、「女性は男性より、痛みに強い」って説には、科学的根拠は何にもないそうで。

そりゃそうだ、同一の人物が、男の体になっているときに指を切られたり電流を流されたりして痛みを感じ、その直後に女の体に変化して、同じように指を切られたり電流を流されたりして痛みを感じ、両者の痛みをデータ化する……なんて、できるわけがないんだし。

女性は男性より、いろんな痛みを頻繁に感じる人生を送ることが多い。

ただ、特に女性に特有の臓器に関する痛みはなかなか口に出しにくく、勇気を出して訴えても、取り合ってもらえないことも多々ある。

そのうちに、『痛い』と訴えることや、痛みを軽減することを諦めてしまい、日常的に黙って痛みを我慢することが半ば当たり前になってしまう

……ってことが、いつしか「女性は男性より、痛みに強い」という言い方をされるようになっただけのことらしい。

だから、この「女性は男性より、痛みに強い」ってフレーズは、決して女性への褒め言葉ではないと、私は思うんだがな。
今後も、このフレーズが「女は少しくらい痛みを感じても我慢できるようにできているんだから、我慢するべき」みたいな意味で使われることのないよう、厳しく口うるさくやかましく、チェックしていこうと思います。(←うざい?)



さて、この「男性2人が出産の痛みを疑似体験」ってことを、何で東日本大震災に絡めて書くのかといいますと。

発災直後の数週間から数ヶ月間、「東北の人は我慢強い」と、褒めるニュアンスで、よく言われましたよね。

でも、それを聞いて、東北出身の私が感じたのは、嬉しさは2割くらいで、あとの8割は複雑な気分でしたよ。

東北の人が、何で我慢強いのか?
答えは簡単……

「我慢するしかない状況に置かれ続けてきたから」

それ以外にはない。

これは、気候的な意味だけじゃありません。
経済的・物流的・政治的な意味でも、です。

「都市と地方の格差」なんてことがここ15年くらいの間によく言われるようになりましたが。
インターネットもまだ普及しておらず、東北新幹線もまだ通ってなかった昭和の頃のほうが、「都市と地方の格差」、それも、「首都圏と東北の格差」って、よっぽどすごかったと思いますよ。

(ただ当時は、首都圏も東北もバブルだったから、見えにくかっただけで。)

3.11の発災後、多少過激な論客は、

「東北、それも福島は特に、首都圏の“植民地”だった。
都市と地方のこんな歪な関係は、日本の国内では、他には見当たらない」


みたいなことをお書きでしたが。

読んでいて苦い気持ちになったものの、「そういう面は、確かにあった」と思わざるを得なかった。


このブログで何度も書いているように、子供の頃の私は、東北に住んでいたわけですが。
幸か不幸か、当時の私の近くには、「首都圏から引っ越してきて数年」みたいな大人たちが、けっこうたくさんいました。
「夫の転勤についてきた女性」とか、「東北に住む男性と結婚するため、自分は1人、首都圏から引っ越してきた女性」とかが多かったかな今思うと。

で、その人たちが集まると、東北のワルグチを言い合っていたわけですよ……それも、かなり口を極めて。
現地の生まれ育ちの「大人」の前ではさすがに言わないものの、「子供」の前では、そういうことをやっていたのですその人たちは。

当時の私はそのつど、「都会の人たちってのは、地方(※この場合は東北)のことを、ここまで見下しているものなのか、ここまでバカにしているものなのか」と、唖然&暗然となっていたもんでした。

で、今回、「東北は首都圏の植民地」説を読んで思い出したんですが……。
あの大人たちの目ってのはまさに、「宗主国が植民地を見る目」だったんじゃなかろうか……そんな気がしてならない。

もちろん今となっては、首都圏の人全員が東北を見下しているなどとは、全く思ってないですが。
あの時期はたまたま、「質の低い、自称・都会育ち」が近くで群れていたタイミングだったんだろうと思う。

大人は、「その土地で生まれた子供や、その土地で小さい頃から育った子供の前で、その土地のワルグチを言う」ってことは、絶対に絶対にしてはいけません!
「その土地の出身じゃない大人」は、特に!

私なんぞ、赤の他人たちが言うワルグチをハタで聞かされるだけでもあんなに嫌だったんだから、これが「その土地の出身じゃない親から、自分の故郷のワルグチを聞かされる子供」の立場だったら、その心痛はいかばかりか……と思う。

でも、前述したような、「夫の転勤についてきた女性」とか、「東北に住む男性と結婚するため、自分は1人、首都圏から引っ越してきた女性」とかってのは、その土地には昔からの知り合いもいないだろうから、その分、自分の子供への一体感は強かったりするのかな……その結果、「その土地で生まれた子供や、その土地で小さい頃から育った子供の前で、その土地のワルグチを言う」ってことをやってしまいがちなのかな。

親しみの薄い土地に暮らす心細い心境はわからないでもないですが……でも、繰り返しになりますが、「その土地で生まれた子供や、その土地で小さい頃から育った子供の前で、その土地のワルグチを言う」ってことは、絶対に絶対にしてはいけません!



――とまあ、そんなことがあったもので。
だから、今回の震災に関して首都圏の人たちが、「東北の人は我慢強い」と言うのを聞くたび、その言葉が明らかに褒め言葉として言われたものとわかっても、「――その我慢を強いてきた側から、褒められてもねえ……」という思いを、私はどーしてもどーしても、抑えられなかった。(ほんと申し訳ないが。)

もちろん首都圏の人たちだって、「東北に我慢を強いる側」というポジションに好き好んで生まれたわけでも置かれたわけでもないだろうから、私も、1人1人をいちいち恨んではいないけど。
こういうことって、構造的なものですからね。

ただ、首都圏の人たちには、「東北、それも福島は特に、首都圏の“植民地”だった」という極論も、考えようによっては成り立つんだ……ということを、できれば頭のどこかにとどめておいてもらえればありがたい、と思う。


(↑「やなこった」と言われること必定だが、まあ、そこを何とか。)



さて、この「オランダのテレビ番組の企画で、男性2人が出産の痛みを疑似体験してみた」ってことについては、他にいろいろ書きたいこともあるんですが、それは震災からはまた離れた展開になるので、この記事はいったんここでまとめます。



(河瀬直美監督の「玄牝(げんぴん)」を久々に観たくなった……この中↓に入ってるはずですが。)
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