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心あてに……いや、寄りてこそ。~「観世宗家展」に行ってきました~

先日、「松屋銀座」へ、「観世宗家展」を観にいってきました!

開催期間は1ヶ月間くらいあったものの、年末年始を挟んだ何かと慌しい時期だったので、「行けるか、どうか(汗)」と思ってたんですが、行けて良かった。

↓これがチラシ。
観世宗家展のチラシ。
(※写真クリックで少し大きくなります。)

展示されていたのは主に、「能の装束」「能面」

「能の装束」は……ド素人な感想でアレなんですが(汗)……きれいだったなあ。

でも、ああいう装束は、「観て美しい」という意味では「芸術品」ですけど、「それを実際に人が着て、舞台の上で、かなり激しく動いて見せる」という意味では「実用品」みたいなものですよね。
私は、「着物を着たい」という気持ちはほとんどないんですが、ああいう装束を観るのは好きですね……絵や彫刻を観るときとはまた違う刺激をもらえるような気がします。

あ、装束の中に、「源氏物語」の「夕顔」の巻のワンシーンが描かれている柄のものがありまして、これが「あー、これ知ってるー!」と思えた、たった1枚の装束でした(汗)。

「心あてにそれかとぞ見る白露の光そへたる夕顔の花」
「寄りてこそそれかとも見めたそがれにほのぼの見つる花の夕顔」


↑このやり取り、夕顔も源氏も、意味はどうってこと言ってないんですけど(汗)、言葉のリズムがいいですよね……中学生だった私も、すぐ覚えられた(何十年も前のことだが)。

(しかし、「源氏物語」で夕顔といえば、「か弱く、儚い女」の代表格みたいに思われてますけど……そうでもないのかな……だって、この歌のやり取りだって、夕顔のほうから仕掛けてるし……ああ見えて、頭中将にも源氏にも、意外と誘い受(やめなさいその言い方は(汗)))


あと、能の装束というと渋い色のものばかりなのかと思ってたんですが、けっこうサイケデリックな、ポップな感じの色のものもたくさんありました。
渋いものもサイケなものも、それを役者が着て舞台上で動くのを観ると、また印象は変わるんだろうなあ。

で、渋いものもサイケなものも合わせて、「これ、以前、何かを観たときの印象に似てる……」と思ってたんですが……しばらくして思い当たった、高村智恵子の切り絵集の印象に、ちょっと似てた。


展示されてたもう一つのメインは、「能面」。
よく「能面」というと「不気味なものの代名詞」みたいな扱いを受けますけど……でも、面一つ一つの意味を知ってみると、そうそう不気味なだけのものでもないんだな、と思えるようになりました(当たり前だが)。

いやもちろん、壁4面にあの面たちがずらっとかけられた部屋では、落ち着いて眠れはしないだろうと思うけど(汗)。


展示コーナーの最後のところでは、観世家の今の当主である清和氏が、能のイロハについていろいろ解説してくれているVTRが流れてまして。
その中で、「能は鎮魂の芸術」みたいなことをお話しだったのが、頭と心に強烈に残ったなあ。

私は去年、能に材を取った朗読劇の「船弁慶」と「羽衣」を観にいったわけですが(その時のことは、このブログにも書きましたが)。

「羽衣」の上演中はもちろん、「船弁慶」の上演中にも、東日本大震災のことを何回も思い出したんですよね……特に「船弁慶」のほうでは、今思い出しても未だにちょっと身震いしてしまうような、あの巨大地震につながる、怖かった台詞もありました。

一昨年にあの巨大地震があり、そして去年、「鎮魂の芸術」である能(をもとにした朗読劇)に巡り会ったというのも、偶然ではないのかもな。



ところで、話はいったん変わりますが。

漫画の『悪魔(デイモス)の花嫁』で、「主人公の美奈子が、能の宗家の若き当主からプロポーズされる」ってエピソードがありましたよね。
その当主の名前は確か、「観世雅夫(かんぜ・まさお)」。

あれを読んだ時はあんまり意識してなかったですが……「観世」って、能を継承する家系として実在する苗字だったんですね、危ない危ない(汗)。

それにしても今思うと、能の中のエピソードって、『悪魔の花嫁』でパロディにするのに向いてるものが多いかも知れない。
能は、「あの世のこの世の境目が曖昧になり、生きている者の前に、死した者が現れる」という、時空を超えた状況が描かれることが多いし、『悪魔の花嫁』は、そりゃ多少(かなり)ぶっ飛んだ設定ではあるものの、「ギリシャ神話の神々が、現代の日本に現れた」という、これもある意味「時空を超えた」状況だし。

まあ、『悪魔の花嫁』で能をパロったら、もともとの能のエピソードよりも救いのないストーリーになりそうな気もするが(汗)。


グッズコーナーを見たら、絵葉書や本なんかの他に、宣伝用のチラシがけっこう何種類も置かれていてびっくり。
新しいファン獲得に力を入れなきゃならないのは、どの芸能分野も同じか。


さて、この日「松屋銀座」に行ってみてもう一つ収穫があったのは……ここの店内に「エルベ・シャプリエ」のコーナーがあったのを見つけたこと!

「エルベ・シャプリエ」については数年前に、「日本からは、実店舗がなくなった」と聞いたような気がしたんですが、今現在、都内には3箇所くらい実店舗があるとのこと!
喜び勇んで、カタログをもらってきました!
実店舗がなくなっていた間も、ネットでは買えたらしいんですが、ああいう実用本位のバッグこそ、実物を見て触れない限りは、買う気になれないよ!


銀座というと、私の棲息圏からは外れてるし、「ここでしか買えない」と思えるようなものもほとんどないんですが、でも今回みたいに、行けば何かしら新発見があることだし、たまには足を運ぼうか。
「東急ハンズ」とか「アニメイト」とか、銀座にあればいいのになあ。

いや、バブル時代あたりに比べれば銀座も、あれでもかーなーりー庶民にも行きやすくなった街なんだろうけど、でもどうしてもイメージ的に「銀座なんて、庶民の極みであるこのワタシなんぞの行く場所じゃない」という気が、未だにあって、なあ(汗)。


さて、今回は、「これ良さそうだな、入場料もそれほど高くないし」と軽い気持ちで能面や能装束の展示会を観にいったら、もちろん展示会も良かったんですが、その他には予想外に「エルベ・シャプリエ」を発見できた、という流れになりました……って、これ奇しくも、「心あてに」「寄りてこそ」っぽくないですか!?(ねーよ(汗))
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