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「朗読能シアター 船弁慶」観劇記。(その3)

私がもたもたしている間に、弁慶役の人は、「いち劇団員」から「社長」になってしまったよ(汗)。

そんなこんなで、「朗読能シアター 船弁慶」の感想の続きです。

では、8日昼の部のトークショーについて中心に!

++++++++++++++++++++++++++++++
「船弁慶」が終わり、10分程度の休憩を挟んで、朗読劇「羽衣」が上演されまして。
(※この「羽衣」については、話が前後してしまいますが、後で書きます。)
更にその後、トークショーの始まりです。

平田広明、甲斐田裕子、渡辺大輔、楽琵琶の中田太三氏、脚本・演出の高橋郁子氏が登場。
(並び順は、向かって左から、甲斐田裕子、渡辺大輔、平田広明、中田さん、高橋さん。)

昼の部にはトークショーがあると知ってはいましたが、「誰か司会がつくのかな、それとも、登壇した人の中の誰かが司会をやるのかな?」ということはわからないままいたのですが……司会役は、ついさっきまで弁慶だった、平田広明でした。

そして、始まるなり、

「いちばん緊張する時間がやってきました(客席笑)
「すみませんね、桜満開の週末に、こんな暗いところに来ていただいて(客席笑)
「この後は桜を見てお帰りになってくださいね。ここからだとどこが近いのかな?(しかし、お花見の具体的な場所を挙げられないらしく、しばし口ごもり)まあ、それはいいですか(客席笑)

などと、ワンフレーズごとに笑いを取っていました(笑)。

用意された椅子に舞台上の5人が座ったところで、司会:平田は
「柔らかい椅子は楽です」
と言って、客席はまた笑い。


そして、「舞台を務めた感想を、役者は3人は、一言ずつ」という流れに当然なり。

司会:平田に「じゃあ、甲斐田さん」と言われた甲斐田裕子は、「最初に私ですか」と戸惑いつつ笑いつつ、
「すごく緊張する舞台ではあったけど、それでも、昨日に比べるとずいぶん感覚が掴めるようになった気がします」
とのこと。

この言葉、かなり嬉しかった!
私が
甲斐田裕子、8日昼は7日夜に比べて、顔を上げて、客席のほうを見る回数や時間が、ずいぶん増えたなあ
と思ったのも、道理だったんだ!

そうしたら、平田広明が客席に向かって「昨日もご覧になったお方?」と振ったのには、「全く意地悪だなあこの先輩(苦笑)」と、私は思った(笑)。

で、いっぱい手が上がるかと思いきや、意外とそうでもなく、10人に1人くらいだったかな?
2ステージ観たお客さんはいっぱいいたはずなので、これにはちょっとびっくりしたんですが、でも、2ステージ観たお客さんには、「7日昼7日夜」「8日昼8日夜」のパターンが多かったのかも……「7日昼8日昼」又は「7日夜8日昼」ってお客さんは少なかったのかも。

で、手を上げた客に向かって、平田広明が(昨日に比べて、今日は)伝わってましたか?」と問いかけまして。
私は「やっぱり意地悪だなあこの先輩(苦笑)」と思いつつ、「伝わってたよ甲斐田ー!」の意味を込め、思いっ切り手を叩きました!

++++++++++++++++++++++++++++++
次に「じゃあ、大輔君」と促された渡辺大輔は、「緊張しました」「台本を持つ手が震えました」とのこと。
確かに、「あ、手、震えてる」と思った瞬間は何回かあったけど、でも、本人が言うほどではなかったような……私が見てない間にも震えてたのかな?

脚本・演出の高橋さんによれば、本物の能楽では、「船弁慶」の義経は、子供の役者が演じるのが決まりごとなんだそう。
それを聞いて、劇中で「思っていることと言うことが全然違う」とか、「思ってることをおくびにも出さない」とかいう台詞を言っていたのは静と弁慶だけで、義経は言っていなかったことに、私は納得。
役の上のこととはいえ、思ってることと言うことを平然と使い分けるような、そんな台詞は「子供」には似合わないしな。

また、高橋さんによれば、「能楽では、貴い身分の役や、人間じゃない、この世のものではない役は、子供の役者が演じることになっている」んだそう。
そして「この世のものではない役は、子供の役者が演じる」ということについては、「七つまでは神のうち」という考えに基づいているのでは?とのこと。

あーそうだ、高橋さんが「義経役は、すごく若い、ピチピチした役者さんが演じるんです」と言った時、平田広明が渡辺大輔の顔をやたら近距離で凝視していて、それを受けて渡辺大輔はしまいに「すみません、ピチピチまではしてなくて」と苦笑いしてたな(笑)。

++++++++++++++++++++++++++++++
そして、役者の中では最後の順番になった平田広明は、
「こういう場では、最後に言うもんじゃないですね、お二人に全部言われてしまいました」
とまずは前置きをし。

「よくやるいろんなイベントなんかとは違って、とにかく静かでした」
「今までいろんな舞台をやってきましたが、これだけ多くのお客さんがいらして、これだけ長い時間、これだけ静かな時間が続いたってのは、初めてだったかも知れません」

「今は客席にもちょっと照明が当たってますけど、本番中はそれがないし、舞台上では前から光が来るので、客席が全然見えなかったです」
「お客さんたち、聞いてる? っていうか、そこに本当に居る? って感じでした(客席笑)

「お芝居の中にどこか笑う箇所でもあればいいんですけど、そういう箇所もないですし。
ときどき(台詞を)噛んだ時にクスッと笑いが聞こえるくらいで
(客席笑)、それがけっこう悲しい感じでした(客席笑)

「あの静かさは、例えるなら、黙祷みたいでした」
「甲子園球場なんかでも、『黙祷!』という声がかかると、あれだけたくさんいる人が一斉に静まり返って、しばらくの間、物音一つしなくなるじゃないですか、あんな感じがしました」
「すみません、例えが暗かったですかね?(客席笑)

などなど、何で言うことがいちいちあんなに面白いんだ(笑)。

そうだ、甲斐田・渡辺が「緊張した」ってことを前面に押し出して話していたのに比べると、平田広明は、「客席が静かだった」ってことをすんごく強調していたな。
そりゃそうだ、「ワイルドに吠えるぜ!(キャー)とか「ウィーゴー!(キャー)とかのイベントの後では、ひたすら「静かだった静かだった」と感じるのも、無理もない。
「ワイルドに吠えるぜ!(キャー)の空気を覚えている者としては、なおのこと「無理もない」と思います。

++++++++++++++++++++++++++++++
楽琵琶担当の中田さんのお話には、本気で勉強になることが多かったです。
まず
「今日のこの舞台をもし、雅楽の偉い人が見たらびっくりします」
ということだったので、「え、どのあたりが?」と思ったら、
「琵琶や笙という雅楽の楽器が、能楽の演題に使われていること」
について、だそうだ。

あと、琵琶みたいな楽器は、何というか、折り目正しくお行儀良く演奏するのが約束事なんだそうですが、この舞台での琵琶の演奏は、雅楽の本来の演奏からはかなり外れた、良く言うと激しくて自由自在で、悪く言うと荒っぽくて乱暴だったんだそうで。

中田さんは「これは私見なんですが」と前置きした上で、

「日本には、公家が育て守ってきた文化と、武家が育て守ってきた文化がある」
「公家が育てた音楽が雅楽であり、武家が育ててきた音楽が式楽(能楽)である」
「雅楽に使われる楽器と式楽に使われる楽器には、歴然とした違いがある。
琵琶や笙というのは本来、雅楽の楽器だから、それを能の作品で使うというのは、こういう特殊な企画の舞台でないと、まずあり得ないこと」


というようなことをお話しでした。
中田さんのお話の後は、会場全体が何だか「へええ」「ほおお」「はああ」みたいな雰囲気になり、平田広明も「僕も知りませんでした」と言ってました(笑)。

あーそうだ、私の文章で書くと何だか堅苦しいですけど、これ、中田さんは実際には、関西弁で話されていたんですよ(笑)。
中田さんの話があまりにも面白くてためになるもんだから、
「次は演奏なしで、トークだけでいいんじゃないか」
「いやそれだと、何をやる人なのかわからない。関西弁のただの面白いオジサンだと思われかねない」
みたいなやり取りも、舞台上では交わされてました(笑)。


そして……。
「雅楽と能楽の違い」のくだりを聴いて、思ったのは……。

このトークがあったのは8日の昼でしたが、その前日(つまり7日)の夜の部のアンケート記入タイムに、「雅楽の演奏が良かったです」とか何とか書こうとして、長くなりそうなのでやめておいた……というひとコマが、私にはあったのですよ(汗)。
いやー、書かないでおいてよかった(汗)、今回の琵琶の演奏は本来の雅楽とはかなり違う演奏だったらしいのに、無知まる出しなコメントを書くところだった(汗)……いや、「演奏が良かった」のは確かだし、それに「雅楽の演奏が良かった」と書いたところで、別にそれに呆れるようなお方も主宰者側にはいないだろうけど、それでも、1人で冷や汗を流したことでした(汗)。


++++++++++++++++++++++++++++++
あーそうだ、平田広明が眼鏡をかけた姿を、ブログの写真なんかでは何回も観ましたけど、生で観たのは今回が初めてでした……ってか、「眼鏡をかけて客前に出る」ってこと自体、あんまりないんじゃなかろうか。

7日夜の朗読劇本編では、舞台に上がって椅子に座ってから眼鏡をかけてたと思うんですが、8日昼では、舞台に現れた時からかけてましたね確か。

あ、眼鏡といえば。
5月26日に、渡辺大輔がナビゲーターを務める「船弁慶」が、宝生能楽堂にて上演されるそうなのですが、トークショーの中で平田広明はそのチラシを読み上げようとして「あー、眼鏡置いてきちゃったよー」と言いながら、チラシを自分の目に近づけたり遠ざけたりしていたら、渡辺大輔がすぐに横から覗き込むようにして、「5月26日ですね」と言ってました(笑)、何だか微笑ましかった、あのシーン(笑)。

そうだ、去年11月の「TIGER&BUNNY」のイベントで、生アフレコの時、平田広明が台本をほとんど見ていなかったことについて、私はすんごく褒める記事を書いたような気がするんですが……あれは、「台本を見ても文字が見えないから、覚えるしかなかった」ということだったのかも知れない。
そうだとしたら、何だ、褒めちぎって損した(笑)。

あーそうだ、この、5月26日の「船弁慶」について、渡辺大輔は
「またド緊張だと思います。なので、あんまり見ないでください。あ、会場には来てください。でも俺を見ないでください」
と、だんだんしどろもどろになってました(笑)、最終的に、一人称が「俺」になってました(笑)。

++++++++++++++++++++++++++++++
今まで、「平田広明の芝居を生で観た」「トークを中継で聴いた」ってことはありましたが、「トークを生で聴いた」ってのは初めてでした。

でも、もともとそれが目当てで昼の部のチケットを取ったようなものだったのに、「そうか、初めてだったか!」ということを、まるで「今、初めて気づいた!」かのようにすんごく実感したのは、家に帰ってからでした。
自分の行動に、自分の脳がついていけなくなってるんだろうか……若干、恐怖に近いものを覚えたことでした(爆)。

++++++++++++++++++++++++++++++
これで締めようかと思ったんですが、いろいろ断片的な感想が湧いてきたので、あと1回くらい続きます(汗)。

++++++++++++++++++++++++++++++
「朗読能シアター 船弁慶」観劇記。(その0)戻る
「朗読能シアター 船弁慶」観劇記。(その2)戻る

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