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「朗読能シアター 船弁慶」観劇記。(その2)

「朗読能シアター 船弁慶」の感想の続きです。

(恐ろしいことに、この「その2」で終わってません(汗)。)

++++++++++++++++++++++++++++++
FOCUS ON 平田広明甲斐田裕子

静が弁慶から、静様は都にお戻りになるようにと、我が殿の仰せですと言われたシーンで、静の心境として、私が咄嗟に思い浮かべた和歌は、次のどれでしょうか?

1.忘らるる身をば思はず誓ひてし人の命の惜しくもあるかな
2.玉の緒よ絶えなば絶えね長らへば忍ぶることの弱りもぞする
3.忘れじの行く末までは難ければ今日を限りの命ともがな

答え:1から3、全部です。


「弁慶&静」=「平田&甲斐田」のやり取りのシーンで、私が連想した組み合わせは、次のどれでしょうか?

1.カーター先生とニーラだあ
2.悟浄と金角・銀角だあ
3.虎徹とアニエスだあ

答え:1から3、全部です。
1は「ER」、2は「最遊記」(ドラマCD)、3は「TIGER&BUNNY」での共演です。
あ、偶然だと思うが、三蔵一行の中で、金角・銀角といちばん密に絡んだのが悟浄だったなあ。


そして、静と義経が再会を約して別れたシーンで、静の心境として、私が咄嗟に思い浮かべた和歌は、次のどれでしょうか?

1.君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひけるかな

――ありゃ、1首しか連想してなかったか。

++++++++++++++++++++++++++++++
FOCUS ON 甲斐田裕子

今回初めて知ったんですが、甲斐田裕子は、日本舞踊の名取でもあるそうで。
芸名は、
「若柳庸斐女(わかやぎ・ようひめ)」
だそうです。
「庸」は師匠の名前から1文字もらい、「斐」は「甲斐田」から取った……と、ご本人のブログにありました。

んで私は、
名取になった頃は、“名取裕子”とさんざん言われただろうなあ、もし会って話せる時があっても、これだけは言うまい
と、固く心に決めました。

でも、せっかく名取の腕があるのなら、「甲斐田裕子が演じる、舞の名手・静御前」を、朗読だけじゃなく、本当に舞う姿を介して、観てみたい気もしたなあ。
日本舞踊にも、「賤の小田巻」なんて曲があるそうなのですが、これがいわゆる「静の舞」なのかな?


8日昼に鑑賞した時は、7日夜の時に比べ、
甲斐田裕子、顔を上げて、客席のほうを見る回数や時間が、ずいぶん増えたなあ
と思いました。
他の2人に関しては、そういう変化は見受けられなかったので、余計に印象に残りました。


義経に「お待ちくださりませ!」と叫んだ時の声が、ニーラ(@ER)やまつ(@戦国BASARA)を演じている時の声に似てました。
抑えたトーンで喋っている間は、あんまり「あ、甲斐田ボイスだ!」って感じはしなかったです。



そしてそして……。

後半で、知盛の台詞として言われた、


「待っていたぞ、義経」
闇が、笑った。



のところ、すんげー怖かった!(涙)
7日夜の時は、特に!(涙)
本気で体がちょっと震えたよ!(涙)
(※8日昼の時は、「来るぞ来るぞ」と構えていられたので、まだ耐えられたが。)

あ、甲斐田裕子、夏になったら、怪談の朗読劇やってくれないかな(笑)。

++++++++++++++++++++++++++++++
劇中の台詞によれば、確か「弁慶は義経より5歳年長」ということになってましたが……え、この2人の年齢差って、そんなもんなの!?
親子くらいの差があるようなイメージがありませんでしたか?
平田&渡辺の年齢差だって、19ですよ19!?(←これは関係ないか(笑))

ちなみに、上演時は「平田:48歳、渡辺:29歳」でしたが、実在した義経の年齢も、劇中のあの時点での年齢は、本当にこれくらいだった気がする。
そして弁慶のほうは……(トシの話はやめてあげなさい(笑))。

あーそうだ、平田広明はパンフレットのインタビュー記事で、
弁慶というと屈強な男というイメージだったけど、能楽の弁慶は、魔術師のような存在なんですね
みたいなことを語ってたんですが……。
でも、平田広明が弁慶の「外見の」イメージとして持ったのは、やっぱり「屈強な男」のイメージだったと思う……具体的に名前を挙げれば、「楠大典」だと思う(笑)。
(そしてこれ、同じことを思ったお方、他にもいると思う(笑)。)


えーと私には、この「船弁慶」の弁慶は熱さと冷たさの両面性を持った、タフ・ネゴシエーターとして伝わってきたかな。

今までは、弁慶といえば、何というか、あんまり人の心の機微なんぞに頓着しない、豪気なイメージだったけど……。
でも、この「船弁慶」の弁慶は、義経には、静の身を案じるような振りをしつつ、実は静のことなんかどうでもよかったり、その静とは腹の探り合いをしたり、と、悪くいえば腹黒く、良くいえば、いわゆるクールヘッド。
自分より格上であるはずの義経とも静とも、あれだけ対等かそれ以上に渡り合って、結局どっちも弁慶の意図した通りに動いたしなあ。

ふと思ったんですが、あの弁慶なら、たとえ頼朝と直談判したとしても、有利な条件をもぎ取ってきた気がするぞ(笑)。
誰か書いてくれませんか、そういう話(笑)。

あと、弁慶が義経に向ける気持ちは、言うまでもないですが「忠誠心」だけじゃ済まないですよね……「独占欲」も多分に含まれてるし、「自分の意志で、自分の手で、優れた芸術品を創り上げたい」みたいな気持ちもありましたよね、あれ。

あと、弁慶は、気丈な態度の静のことは、まるで冷笑交じりのような態度で見るのに、泣き崩れる静のことは流石に哀れに思ったって行動を取りましたけど……強い女は嫌いだが、弱った女にはちょっとだけ絆されるってこれ、「女嫌いな男」の思考・行動パターンだな明らかに(汗)。
平田広明が「女嫌いな男」を演じるのを観られたなんて、私は何て貴重な場に居合わせたんだ、今まで圧倒的に「女好きの男の役」のほうばっかり観て聴いてきたからなあ(って、またそっちの話かい(笑))

++++++++++++++++++++++++++++++
義経と静の別れのシーンでは、渡辺大輔と甲斐田裕子が本当に立ち上がって、舞台上ですれ違ったような記憶があったんですが……いや、よく考えたら、そんなはずがなかった。
役者3人は、登場して椅子に座ってから退場するまでの間、いちども立ち上がっていなかったから。
でもほんと、繰り返しになりますが、「渡辺as義経と甲斐田as静」が、本当に立って、動いて、すれ違ったような気がしたんだなあ。
それだけこのシーンは真に迫っていた、ということだ。


ところで、「立つ」「すれ違う」といえば……。

「舞台上の役者たちが、椅子に座って、ほとんど動かない」という演出は非常に新鮮だったのですが、次はこれにちょっとバリエーションを効かせるのはどうか、「座るのではなく、立つ」、そして「シーンによって、多少は立ち位置を変える」とかして。
例えば、今回の甲斐田裕子なら、静を演じる前半と知盛を演じる後半とでは、立ち位置を変える、とか。

これなら、仮に別作品でも、3人より多い出演者がいても、出番じゃない役者は舞台後方に控えていてもらって、何ならそこには椅子を用意して、出番まで座って待っていてもらってもいいんだし……と、ここまでエンエン打ってて気付いた、これってまるっきり「収録スタジオでの、アフレコの風景」じゃないか!(汗)
斬新な演出を考えたつもりが、斬新でも何でもなかったじゃないかオイ、私!(汗)

++++++++++++++++++++++++++++++
まだまだ続くよ、お楽しみに!(誰がじゃ)

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「朗読能シアター 船弁慶」観劇記。(その0)戻る
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