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NHK大河ドラマ「平清盛」の1月から3月までの(ざっくりした)感想。

「NHK大河ドラマ「平清盛」の視聴率が悪い悪い」というニュースが流れて以来、ネット上では、「それはもっともだ、つまらない」という書き込みより、「別に視聴率がすべてじゃないだろうに」「オレは面白いと思うが」「アタシは観てます、これからも観ます!」という書き込みのほうを多く見かけます。

そして、「オレは面白いと思う」「アタシは観てます」系の書き込みをしているのは、歴史ファンのお方が多いみたい。
歴史ファンを自負する人って、やっぱりどっかひねくれた人が多いんですかねえ(笑)、「オレは違うぞ」「アタシを一緒にしないで」的な(笑)。



かく言う私も、けっこう面白く観てます、「平清盛」。(え?)

特に好きなのは、百人一首の歌が生まれたそのシチュエーションを、まるで「再現ドラマ」のように描いているところ。
今まででは「長からむ」とか「瀬をはやみ」とかが扱われてましたよね。
ああいう演出って今まで、ありそうでなかったので、なかなか新鮮でした。

++++++++++++++++++++++++++++++
璋子義清がそれぞれ物思いに沈むシーンではよく猫が登場したけど、あれは2人を、『源氏物語』の柏木女三宮になぞらえてるのかな?と思ったら、同じことをお考えになった視聴者はいっぱいいたようで。

あー、あと、義清が物語の表舞台から去っていくシーンでは、大量の桜の花びらが激しく降り注いでいましたけど……あれも、柏木が女三宮の姿を初めて見たのは、桜の花びらが舞い散る春の日のことだったってエピソードを踏まえていたのかな。

ちなみに『源氏物語』では、源氏の最愛の永遠の心の恋人・藤壺宮――源氏にとっては、父の妻で、5歳ほど年上の女性――が死んだのも、やはり春でした。
(「心の恋人」とは言っても、密通してしまって、子までもうけ、その子は堂々と天皇になってるんですけどね(汗)、まあ「決して表沙汰にはできなかった」という意味で。

更にちなみに、「表沙汰にできる、最愛の人」である紫の上が亡くなったのは、秋でした……「荒れ果つる野辺を憂しとや」の、秋でした。)


さて、ちょっと整理してみた、「璋子女三宮共通点相違点」「義清柏木共通点相違点」

【璋子と女三宮の共通点】
「出家した」ってところ

【璋子と女三宮の相違点】
璋子は、密通した相手の子を産むことはなかったこと
女三宮は、璋子ほど早死にはしなかったこと
(ふと思ったんですが、女三宮って何歳まで生きたのかな……「雲隠れ」の巻以降、源氏の妻だった女性たちのことって、あんまり描かれてないですからねえ。)

【義清と柏木の共通点】
貴人の妻に叶わぬ恋をしてしまったこと
その恋に囚われ破れる前は、都に聞こえた優れた人材だったこと

【義清と柏木の相違点】
柏木は自分の子を1人も残さなかったが、義清には子がいたこと
恋に破れ、義清は出家したが、柏木はしなかったこと
柏木は若くして死んだが、義清は出家後、けっこう長生きしたらしいこと


こんなところかな……パッと思いついただけの点ですが。

++++++++++++++++++++++++++++++
危篤状態の璋子に鳥羽院が取り縋って泣き崩れるシーンは、悲しくて泣かせるシーンであったのは確かだけど……何だか妙に生々しくて、ギクッとなったのも確かでした(汗)、いやこれは、番組を批判する意味じゃなくて。

何というか……「よりによって、僧姿の男と尼姿の女がごにょごにょ」という意味で(汗)。

また『源氏物語』の話ですが……あの源氏でさえ、尼姿の女性相手に「ムラムラします(@近藤さん@銀魂)となったことは、なかったはず。
あの頃の出家っていうのは、「私は死んだものと思ってください」「私は体は生きていますが、社会的にはもう死んだ者です、男でも女でもありません」という意思表示でもあったので、そういう相手に「ムラムラします」となるなんてのは、とんでもないタブーだったんでしょうね。

あー、これは史実ですけど、徳川家光なんかは、まだ尼姿だったお万の方に「ムラムラします」となったわけですよね(汗)、いや、こんな言葉で思ったわけではなかったと思うけど(汗)。
時代が下って江戸時代ともなると、「出家する」という行為の意味も、平安時代とは流石に変わってきていて、「私は死んだものと思ってください」とまでの強い意味は持ってなかった、ってことなんでしょうかね。

++++++++++++++++++++++++++++++
義清が、崇徳院の

「瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ」

の歌を、恋の歌ではなく家族愛の歌として詠じたシーンでは、私は一瞬びっくりしましたが、すぐに「なかなかいいぞ」と思いました。
私も以前、この歌を、恋の歌としてではなく受け取った、あるシチュエーションがあったもので。

それが何だったのかと言いますと……(オタクネタになりますごめんなさい)「戦国BASARA弐」の中のエピソードです。

ストーリー序盤で離れ離れになり、再会を死ぬほど切望しつつ、その思いをあらわにすることもなかなか叶わなかった政宗小十郎の心中はまさに「瀬をはやみ」だっただろうなあ……と、放送中からずーっと思ってたので、「この歌に、恋の歌としてではない解釈を与える」って演出が、味方を得たようで、心強かったです(笑)。

++++++++++++++++++++++++++++++
明子が危篤状態になってから死んだ後にかけて、時子が琵琶を弾くシーンが何回かありましたけど……あれも、『源氏物語』の中の、琵琶を巡るエピソードを思い出したなあ。
明子が、意識が朦朧としながらもまだどうにか生きていた時点では、と、宇治の大い君中の君姉妹のエピソードを。
明子の死後は、柏木の死後、夕霧女二宮(落葉宮)が「想夫恋」を合奏するエピソードを思い出した。

前者は「男1人、女2人」だったのがやがて「男1人、女1人」になり、後者は「男2人、女1人」だったのが「男1人、女1人」になる流れでした。

「男1人、女1人」になっていく流れの中で、薫も大い君も中の君も、柏木も夕霧も女二宮も、大変に悩んだり悲しんだりするわけですが、まあこの「平清盛」は、そういうところに重点を置いているドラマではありませんからね、「明子の死→時子の嫁入り」のところは、サラッと行きましたね(笑)。

++++++++++++++++++++++++++++++
あー、『源氏物語』のこと書いてたら、読み返したくなったな。

↓ちなみに、『源氏物語』関係の本で最近お勧めなのは、これです。
源氏物語通と呼ばれたい! (日本文化通シリーズ)源氏物語通と呼ばれたい! (日本文化通シリーズ)
(2008/03)
日本文化通研究会

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↑「入門書」的な本なので、お値段がけっこう手頃です。
また、「入門書」の割には、「あれ? あそこってどうだったっけ?」みたいな点も、けっこう細かく衝いてきて、知識の整理に役立ちます。
中級者にもお勧めです。

↓逆に、欲しいんだけど、お値段が全く手頃でないのがこれ(汗)。
変体仮名で読む 源氏物語全和歌変体仮名で読む 源氏物語全和歌
(2010/05/14)
中田武司、

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↑これ、一般人がポケットマネーで買うことを想定しないで価格設定しただろ(涙)……こういうときだけは、大学の研究室の人とかが羨ましくてたまらなくなる(涙)。
「『源氏物語』の中の和歌だけをピックアップして、1冊にまとめる」なんてのは、アイディアとしてはそれほど斬新なものではないだから、もっといろんな出版社から、もっとお手頃価格で出して欲しいものです……って、「平氏」じゃなく「源氏」の話になってるが(汗)。
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