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WJ31号『NARUTO』第406話「未来への鍵」の感想。(その2)
さて次は、シカマルとカカシが歩きながら、暗号について話し合うシーン。 綱手の胸ネタについてのカカシの回想シーンを見て思ったのですが……こ、これ、いつのことなんだ!?
カカシが左目を覆っているということは、「神無毘橋の戦い」の後のはず。 自来也とカカシの身長差や、カカシの体格からして、「神無毘橋の戦い」の直後の可能性もありますよね。
で、綱手の首に初代火影の首飾りがかけられているということは、 「縄樹の初の任務の前」か、 「縄樹が死んでから、綱手がダンに出会って2人が恋に落ちるまでの間」か、 「ダンが死んだ後」のはず。
去年のWJ39号の第367話「イタチとサスケ」の感想でも書いたのですが、綱手が「クシナも大人になって美人になったが」と言っているからには、綱手はやっぱり、クシナや、クシナと同世代のはずのミナトも大人になるまで、里にいたということか? (去年のその記事はこれ→WJ39号『NARUTO』第367話「イタチとサスケ」の感想。(その3)〜素直に祝杯をあげたいのですが。〜)
じゃあナルトが生まれるほんのちょっと前まで、綱手って里にいたのか? 私は綱手って、「ダンが死んですぐ、傷心のまま里を出た」ってイメージがあったのですが、そうじゃないってことなのかな?(汗)
そういえば、綱手が放浪の旅を終えて木ノ葉の里に戻った直後、木ノ葉病院で、カカシやガイとあまりにも普通の調子で会話をしていたことに、私はかなりびっくりしたんだった。 「伝説のくのいちのはずが、何でこんな、『ちょっとだけ留守にしてた』みたいに振舞ってるんだ」と思ったのです。
あー、「伝説のくのいち」ってのは、あくまでナルト世代から見て「伝説」ってことだったのかな? あの頃のカカシの世代(20代後半)くらいになってしまうと、十数年なんて、意外とあっという間だったりしますが、ナルト世代にしてみりゃ、自分たちが生まれる前に里を出てしまったくのいちのことなんて、そりゃ「伝説」の域に入りかけた人物でしょうからね。
でも、確かダンの死後、綱手は血液恐怖症になってしまって、医療忍術を満足に使えなくなっていたはずですが、だとしたら綱手って、里にいた間は、医療忍者として活躍していた期間より、医療忍者としては使い物にならなくなっていた期間のほうが長くなってしまわないか?
私は以前から「“三忍”に関するエピソードは時系列が滅茶苦茶なんじゃないか」みたいなことを書いているのですが、「綱手はいつから里にいなかったんだ、何がきっかけで里を出たんだ」ってことについて、謎がまた増えてしまった。 今週いちばん気になって仕方なかったポイントは、このことでした。
(7ヶ月くらい前、去年の12月に書いた「WJ2号『NARUTO』第381話「その正体…!!」の感想。」の中で、“三忍”を巡るエピソードを一応は時系列に並べたつもりなのですが、まだ全く確信が持てません(笑)。)
で、クシナやミナトが大人になるまで、綱手が里にいたとしたら、の話ですが……その頃、綱手はもう30代後半ですよね? それであの胸をキープしていたということは、大胸筋トレーニングをよっぽど頑張っていたんだろうな。 そして、大胸筋が鍛えられれば、上腕や背中の筋肉も同時に鍛えられますからね……サクラの怪力はチャクラコントロールによるものだそうですが、綱手の怪力は、本物の腕力も手伝ってるんじゃないでしょうか。
カカシがシカマルに、ナルトのことを「暗号もそうだがあいつのことも心配でね。そっちの方もたのむ」と言っているのを読んで初めて気づいたのですが、先週サクラが「シカマル お願い…」と言っていたのは、暗号解読についてだけじゃなく、「今ここにはいないけど、すごいショックを受けているナルトのこともお願い…」って意味もあったんだろうな。 ほんとに、今気づいた。
で、ナルトを伴ったシカマルが、紅を迎えに行くには行ったが、院内や待合室に入らず、病院の外で待っていたということに、残りの持ちポイントのすべてをかける! 今週は、単勝も複勝もシカマルだ!
シカマルは、紅が病院から出てきた時、ナルトに「お! 来た」と言ってますが、あれは、「病院の前まで行ったら、たまたま紅が出てくるところだった」ではなく、「病院の外で、しばらく紅を待っていた」ってことなんでしょうね。
「何で病院の外で待っていたのか」の理由は、「いくら隠れ里とはいえ、忍の標準服を着た男が産科の付近をうろうろしていたのでは、他の妊産婦や女性患者のストレスになるから」ということと、「明らかに夫ではない男性と産科に来ているところを、紅はやっぱり他の者には見られたくないから」でしょう。
紅がシカマルに「毎回ここに来るの止めなさい」と言っていることからして、シカマルは多分、毎回ああやって病院の外で紅を待っているんだろうな。 紅も「止めなさい」と言いながら、シカマルの「アスマにたのまれてんスから」という言葉を聞いて、嬉しそうな顔してるし……「至れり尽くせり」って感じのケアではないけど、シカマルなりの細やかな気遣いを感じ取っているんでしょう。
ところで、シカマルの台詞の吹き出しのうち、「お子さんだ、肉じゃねェ」の部分だけがギュインと前に伸びて、ナルトの顔の前にあったのには笑ってしまいました。 ああいうところ、漫画の妙だなあ。 「え!? じゃ…じゃあ…」と言った時のナルトの表情も、久々にナルトらしい、愛嬌と隙のあるものでした(笑)。 シカマルの、「今のナルトには、言葉でくどくど言うより、ビジュアル的に衝撃的なものを見せてびっくりしているところへ、コンパクトにまとめたパッセージで励まそう」という作戦は大当たりだった。 シカマルの「状況の変化に応じて、すぐ作戦を変更できる」ってところ、原作でカカシも褒めてましたよね。
繰り返しになりますが、シカマルが「暗号解読班の2人にきちんと挨拶をしたこと」と、「病院の外で紅を待っていたこと」、この2点を大絶賛したい! 「ナルトを励ましたこと」ってことが重要なポイントなのはわかるんですが、それは先週シカマルが登場した時点で何となく予想できたし(私が予想できたという意味ではなく、話の流れとしてすごく自然だ、という意味で)、意外だったポイントのほうをより高く評価したいです!
(でも、異性や若者の「意外性」とか「ギャップ」とかを異様にありがたがったり、感激するようになったりしたら、それは老化現象の始まりである可能性が高いそうなので、私も少し気をつけよう(笑)。)
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テーマ:NARUTO - ジャンル:アニメ・コミック
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