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WJ31号『NARUTO』第406話「未来への鍵」の感想。(その1)

先週の30号発売日である6月23日に、人気投票が締め切られたはずなのですが、この人気投票について書いていらっしゃるお方がほとんどいないのに、ちょっとびびってます。
私、「そろそろ人気投票をやってくれ!」という願望が強すぎて、幻を見たんじゃないよな?
(幻を見るのはナルトとサスケだけで充分だ。)


さて、「自来也死す」の詳細については、ナルトも、途中までというか、部分的には聞いていたんですね。
私は、全然聞かされていなかったのかと思っていたんですが(汗)。
あーでも、そういえばイタチとナルトも、イタチの「お前と少し話がしたいだけだ」と、ナルトの「ど…どういうことだってばよ?」の間に、あれだけ重要な話をしていましたよね。
ちょっとでもカメラが切られたら、今後は要注意だな。


自来也の“蛙変えるの術”で蛙に変えられたあの忍者たち、そろそろ飢え死にしてるんじゃなかろうかと思っていたのですが、そうか、作品中ではまだ1晩明けただけなんだった……私、「ここ1年くらいの間に描かれたことは、作品中ではたった1日の間の出来事」って、自分でさんざん書いてるのに、忘れてた……(汗)。

イビキに対する綱手の「少々手荒でもかまわん。全て聞き出せ!」という言葉にはちょっとびびった……一応は医療忍者であるはずの綱手が、捕虜の心身に危害を加えるような許可を堂々と出すなんて……やっぱり綱手は、自来也の死に関することについては、火影といえども平静ではいられないんだな。

ところで、情報部があんなに堂々と「情報部!」みたいに看板を出していいのかと思ったのですが、あれって昔からああでしたっけ?


さて、木ノ葉病院の中の風景ですが、新キャラ登場ですか!
名前の書かれたプレートを見るに、名前は「オヨネ」と「クマドリ」だそうで。
ところで、どれが「オヨネ」でどれが「クマドリ」なんでしょうか。
1人、吹き出しで顔が隠れていて見えないんですが、あれは誰……?
妙に気になってしょうがないんですが……。
あー、それから私は、WJ29号の感想で、「ペインの死体は病院にあるのだろうか」と書いていたのですが、これは当たったな。

シズネと、この「オヨネ」と「クマドリ」のいる部屋の外には「検死室3」というプレートがかけられていますが、あれ、「検死室」ってよりは多分「解剖室」だな。
「検死」「解剖」の区別が曖昧な漫画は多いようです。
もっというなら、「行政解剖」「司法解剖」を混同している小説なんかもけっこうあるみたいです。
これらがどう違うのかは、元監察医の上野正彦氏の著書に詳しいです。
私は『自殺死体の叫び (角川文庫)』と『死体は告発する―毒物殺人検証 (角川文庫)』くらいしかまだ読んでいませんが(って、検死とか解剖とかの話題になるとやたら食いつくこの私に何かしらの問題があるのは確かだ(笑))。


そして次に、暗号解読班の部屋。
『NARUTO』という物語は明らかに「起承転結」の「転」の終わり頃に入っているんだろうに、ここでもまた新キャラ登場ですか!
暗号解読班のオッサンと、このオッサンの助手なのか、シホという女の子。
シホの眼鏡のビン底ぶりより、束ねた後ろ髪の量の豊かさに思わず見とれた私はおかしいでしょうか(笑)。

ところで、暗号を解読班のところへ持っていくのは、シカマルにとっては予想外の所定時間外労働だったはずなのに、暗号解読班の2人に疲れた顔を見せなかったり、この時点では解読できなかったことを八つ当たりしたりしなかったのは流石。
シカマルが「じゃあありがとうございました。また何かあったら伺いますんで…」ときちんと挨拶して退室したのも偉かった!
あのシカマルの折り目正しさに「ドキン」となって顔を赤らめるシホは、なかなか男を見る目があると思う。

それから、暗号解読のオッサンが、シホを「シホちゃん」と呼んでいるのが、ちょっと意外というか場違いというか……。
『NARUTO』って、女性キャラが「ちゃん」付けで呼ばれることって、あんまりないですからね。
あー、もしかして、あのオッサンとシホって、父と娘とか、伯父と姪とか、そういう関係なのかな?
2人とも眼鏡だし。
年の離れた夫婦じゃないよな?(汗) だとしたらシカマル、「人妻に惚れられる」という、めんどくせーことになってしまうし(笑)。)
意外といえば、オッサンがシカマルに対し、かなりきれいな品のある言葉遣いをしているのにも、少し驚きました。

ふと思ったのですが、『NARUTO』の女性読者には、シホみたいな、「眼鏡、引っつめ髪、ノーアクセサリー、白衣(又は作業服)で、一日じゅう、大学の『実験室』や、職場の『研究室』『作業室』みたいなところにこもっている」っていうようなお方は、密かに多いのではないでしょうか。
去年のWJ18号の第348話「次なる一人!!」で香燐が登場した時は、私は「いくら巷で『ツンデレ』とやらが流行ってるからって、こんな女、現実にはそうそういねーよ」と思ったものでしたが、今週初登場のシホには既に、「あー、いるいるこういう感じの女性、っていうか、自分がそれに近くないか?」って感じで、かなり親近感を持ってしまいました……(笑)。

「眼鏡、引っつめ髪(以下略)」にもっとプラスするなら、「ナチュラルメイクの名を借りた手抜きメイク」「インナーはユ○クロか無○良品のVネックカットソー(家の洗濯機でサブサブ洗える素材で、アイロンなんてもちろんかけない)」「足元は突っかけサンダル」という要素も追加していくと、「それは私だ」とお思いの女性読者って、かなりおられるのでは?(笑)

今までの『NARUTO』ワールドのくのいちたちは、何だかんだいってみんな颯爽としててかっこいいし、きれいだったり可愛かったりしましたが、でも、シホもお約束の「眼鏡を取ったら美人」のパターンでも、それは別に構わないです。
ああいう「身なりに全く構ってません!」ってことを、無意識のうちに前面に押し出してしまっている、ってところが重要なんですから。

シホが今後、どれくらい登場してくれるのかはわかりませんが、「働く大人の女性」である読者たちが自己投影できるようなキャラであって欲しいです……っていうか、そう気づいてしまうと、今までそういう女性キャラがいなかったことのほうがむしろ不思議だな。


うーむ、この「その1」は、8割方シホの話で終わってしまったな(笑)。
この「未来への鍵」の記事は、1回だけでまとめるつもりだったのに……例によって「その2」に続きます!


WJ31号『NARUTO』第406話「未来への鍵」の感想。(その2)に進む



テーマ:NARUTO - ジャンル:アニメ・コミック