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アニメ「NARUTO疾風伝」第15話「隠し玉 名付けて…!」の感想。
今回はアバンタイトルが長かったですね。 6分半くらいがアバンでした。 CM含めて27分枠の中で、6分半がアバンって、大胆な振り分けだなー……オープニング曲のイントロが始まるまで、「あ、今日はまだだった」ってこと、忘れてました。 (でも、そう思わされたってことは、この演出、良かったってことだな。)
今回はイタチサイドに割かれていた時間が長かったので、まずはイタチサイド。
前回の第14話の感想で、私は「イタチは最初からナルトだけに幻術をかけるつもりでいたのか」と書きましたが、その通りだったみたいですね。 というのも、この後の展開で「ここでのイタチは、本当は生け贄にされた由良だった」という種明かしがされますが、原作でそこを読んだ時、「じゃあ、イタチの目的は、『足止めをする、時間稼ぎをする』ことだったんだから、敵4人まとめて同じ程度の術(幻術でも、それ以外でも)をかければ手っ取り早く足止めできたはずなのに、何でそうしなかったんだろう」と思ったのです。 「サクラとチヨバアを完全無視し、ナルトを狙っていることをわざわざ改めて宣言し、カカシと写輪眼トークを繰り広げ、火遁の術を使う」なんて、いかにもイタチらしいことを律儀にやっていないで、もっと効率的な足止め方法を考えつかなかったのか、などとも思ったのですが……。
でも、私の考えが浅かった(又は深読みし過ぎた)。 「足止めをする、時間稼ぎをする」のが最大の目的であるのは確かにしても、あくまでそれは「本物のイタチではないことを、ナルトたちに気づかれてはならない」っていう制約があった上でのことなんだから、「いかにもイタチらしい言動」こそ、不可欠だったんですね。 イタチじゃないことがバレたら、ナルトたちは「4人揃って一目散に逃げる」とか「交代でイタチ(の偽者)と戦いながら逃げ続け、どこかで振り切る」とかいう作戦に出ていたかも知れないですしね。
そうなると、前回の第14話でカカシが言った「ホントはカッコつけて“先を急げ”と言いたい所なんだけどね…」というあの台詞、実はすごく本質をついた言葉だったんだな(笑)。 ナルトたちが作戦会議をしている間、イタチがエンエン待ってあげていたのも、「あわよくば、こいつらの作戦会議が長引いている間に“一尾”の封印が済んだら、オレは何にもしないでドロンしてしまおう」とかいう考えがあってのことだったりして(笑)。 あの作戦会議の中で、イタチとちゃんと会話をしたのはカカシだけでしたが、4人の間で交わされた会話もイタチには筒抜けだろうし(だって、写輪眼を発動させれば「口の動きだけで言葉がわかっちまう」そうだから)、そうなると、あの作戦会議は、「ナルト側がイタチ側へ、情報の与え損をさせられた」場になっちゃってたんですね(涙)。 イタチがカカシに言った「たった1度の手合わせで…良く分析している…」っていうあの台詞、究極の褒め殺しだったのかも(涙涙)。 幻術って、広い意味でいうと、敵の思い込みを利用した、こういう心理戦も含められるかも知れないですね。
さて、(何だか前回の感想ばかりになってしまったので)純粋に今回の感想を。(ゴホン。) 黒い鳥が手裏剣に姿を変えてナルトの体のあちこちにグサグサと刺さったところ、原作より強調されていて、痛そうでしたよ! その後の、仲間たちの幻影&幻聴に苦しめられるところも……普通テレビアニメって、逆の方向へ規制しそうなものなのに、これでもかこれでもかと言わんばかりでした。 「疾風伝」は規制緩和の方針で行く、ということなんでしょうか。
ナルトが幻術の中にいた間って、実際はどれくらいの時間が経っていたんでしょうね。 カカシは、イタチの幻術のことを「1秒が3日に感じられる」みたいに言ってましたから、ナルトの場合も、本当は1秒にもなってなかった可能性もありますね。 カカシが「まずはオレだ」と言ってイタチに突進してから、「大丈夫か!? ナルト!」と言いながらザザザッと戻ってくるまでの間のことですし。 それにしても、サクラもチヨバアもカカシも、「ナルトが幻術をかけられている」ってことがわかっていたようですけど、あれは何でわかったんだろう。 幻術の謎って、一つ解けると一つ増える、って感じがします。
対サソリ戦への伏線でしょうか、サクラとチヨバアの会話が、アニメでは増やされていますね。 次回では、チヨバア自身が人柱力についていろいろ説明しますし、またサクラとチヨバアの会話が増えているかも知れませんね。
イタチが、カカシの放ったクナイをよけながら豪火球の術を発動していましたが、そのイタチの一連の動きに、ちょっとドキッとしてしまいました。 イタチって、あの暁のマントのせいでもともと体の動きがよく見えないし、武器を振り回すタイプでもないし、直立不動のまま写輪眼を使ったり、腕を動かしているだけの姿が多いので、「クナイをよけて、グラッと傾いた姿勢から印を結んで、体勢を立て直しながら術を発動する」っていう、体の軸が大きく動く姿が、すごく新鮮でした。
「至近距離で掴み合ったまま、互いの目を凝視するカカシとイタチ」のシーン、原作にも戻って見てみたのですが、あの姿勢、イタチにはかなり苦しいはずですよ! 2人とも写輪眼使いだから、あの2人の場合はあれでいいのでしょうが、あの2人以外では通用しない姿勢だと思います。 後手で掴んだ側(この場合はカカシ)があの掴み方になるのはわかるけど、先手で掴みかかった側(この場合はイタチ)が、自分から進んであの掴み方をするって、あり得るのか……ブツブツモゴモゴ……(って私は別に格闘技マニアでも何でもないですが)。
ペラペラカカシが燃やされていくところのシーンのネガポジ逆転の配色、あれ、「月読」のときの配色と同じなんですね。 おかげで、「幻術」って感じはよく出ていたけど、「紙がヒラヒラしている」というよりは、「水中で藻がユラユラ揺れている」って感じがしたような……幻術のシーンの演出は難しいですね。
大玉螺旋丸開発の経緯って、ああいうことになったんですね。 自来也の言い方を聞くと、自来也は螺旋丸を「四代目が完成させた術」と思っているらしいけど、これ、もっと後の原作のカカシの言葉によれば、違いますよね? カカシはナルトに、螺旋丸のことを「未完の術」って説明していたし、また実際、こっちの説明の方が本当だったみたいだし。 螺旋丸を巡っては、自来也と四代目の間より、四代目とカカシの間の方が、密な連絡があったってことなんでしょうか。
ナルトの大玉螺旋丸をぶつけられたイタチが微かに笑ったところにも、ちょっとだけドキッとしました(笑)。 で、偏頭痛持ち(違)の由良の姿が現れます。 由良って、原作で初登場した回に、会議の後、頭が「ズキン」となってうずくまり、「そうか…そうだったな…」とモノローグで言ってますが、私はあのあたりを読んで、「偏頭痛の発作が起きたのか」と、半分くらい本気で思ったんですよ。 アニメでは最初から「由良の頭の中にかけられたサソリの術」がわかりやすい描写になってましたが、頭痛持ちの人で、原作を読んだ時に私と同じことを思った人って、結構いるんじゃないかな。
そして鬼鮫サイド。
水の上で正座してるテンテンが可愛かったです。(←場面が切り替わって最初の感想がこれだった(笑))
「朝孔雀」のシーンには、もっとド派手に、音楽を被せて欲しかった! タイムシート的に、イタチの幻術に前後を挟まれていたから、あんまり大袈裟な音声は添えにくかったのかも知れませんが、「朝孔雀」のところだけ見れば、サントラ1枚目の「強にして重」、サントラ3枚目の「美しき碧い野獣」「重は激」「猿飛」「波紋」「五代目の闘い!」などなど、このシーンに合いそうな曲はいっぱいあるんだけどな。 メジャーコードでいいなら、サントラ2枚目の、そのものずばり「ガイのテーマ」っていう曲もありますし。
あと、この「朝孔雀」は、晴れた日の真昼間より、文字通り朝方、それも、まだ夜も明け切らぬ時間帯あたりに見れば、もっと見栄えがするのではないでしょうか。 別にガイは見栄えのために術を使っているわけじゃないでしょうけど、何となくお膳立てしたくなる何かが、この術にはあります。
鬼鮫の生け贄だった忍者の顔を見たガイが、「だが一つ言えるのは……この男……やっぱり知らん」と言った後、ネジとテンテンが引きの絵の中で「ガクッ」となるとか、そういう動きがあるかと思ったのですが、なかったですね。 いや、私は「ガクッ」というか「ズルッ」というか、そうなってしまったので(笑)。 だって、あの時点で、ガイがあの生け贄忍者の顔を見て、何かを「思い出す」はずがないじゃありませんか、もともと「知らない」顔なんだから。 「この男……やっぱり知らん」って、そうです、その時点では、それが正しい反応なんです!
あと、エンドクレジットを見て、サスケの名前が、木ノ葉の忍者たちと同じところに並んでいないのに気づき、厳しい現実を改めて突きつけられた思いでした(涙)。 そうですよね、今の状態では、「疾風伝」前のように、「ナルト、サスケ、サクラ、カカシ」の並びの中では、サスケの名前は出せませんよね(涙涙)。 再び「ナルト、サスケ、サクラ、カカシ」の並びでエンドクレジットが出る日は来るんでしょうか……。 来るとしても、その前に、「サスケ、カブト、大蛇丸」とか「サスケ、水月、香燐、重吾」とかの並びのエンドクレジットを見なきゃならなくなるんだろうなあ。
ところで、最近、ネットで春夏物のワンピースを買ったのですが、ペーズリー柄だと思っていたら、届いたものをよく見たら孔雀の柄でした。 柄がデフォルメされていて、あんまり「孔雀!」ってしなかったので、気づきませんでした。 ちょうどこのタイミングで買ったことだし、これからはこのワンピース、「朝孔雀ワンピース」と呼ぶことにしよう(笑)。
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テーマ:NARUTO - ジャンル:アニメ・コミック
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