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アニメ「NARUTO疾風伝」第11話「医療忍者の弟子」の感想。
先週の予告を見た時からですが、髪を後ろで束ねたサクラを見て、「あれ? アビー? スーザン?」と、頭の中が一気に「ER」に飛んでしまいました。 サクラの一連の治療シーン、「ER」ファンなら、絶対「瞳孔、縮小して固定」「挿管は不要」「バビンスキー反応あり」「200の頻脈です」「血圧、触診で170の80」「肺は正常」とか何とか、1人アテレコしていたと思う。 (しますよね、「ER」ファンの皆さん?(汗))
暴れるカンクロウのことを、砂忍たちが5人がかりで押さえつけていましたが、砂の里、抑制ベッドくらいないのかいな。 サクラが何回も毒抜きしてましたが、確かに原作でも、1回だけだったとは言ってませんでしたしね。 活性炭で胃洗浄するときだって、20回くらい繰り返すっていうし、サクラも20回くらい毒抜きしたのかもな。
あの治療、サクラにとっては「予想外の出来事」だったはずですよね? 砂の里へ向かったのは「我愛羅奪還」が目的だったんだし。 でも医療忍者って、今そこで戦闘が行われている場所じゃなくても、いつどこで術が必要とされ、チャクラを消費することになるか、わからないんですよね。 戦闘タイプと違って、「今ここに医療タイプは自分1人しかいない」って場面も多いだろうし、そうなれば、戦闘シーンなら期待できるような「チームワーク」も、治療に際しては期待できないし。 (現に、18禁本読みながら小休憩決め込んでる某上忍もいたし(笑)。) 医療タイプって、戦闘タイプ以上に、不測の事態に対する心構えができていなくては務まらないんでしょうね、きっと。
サクラがナルトとカカシにその場を外させたのって、台本的には、“白い牙”に関する会話を展開させる誘導だったんですね。 (チヨバアとエビゾウがナルトとカカシについていったのは少しだけ意外でしたが、4人揃わないと、この後の会話が成り立たないですしね。) カカシが呑気に「イチャイチャタクティクス」読んでたのって、「重症らしいが、サクラなら治療できるはず」という信頼の証のような気がして、ちょっと嬉しかったです。 (カカシがそんなものを読んでいたとあの場の砂忍たちが知ったら、砂忍たちは頭に来ていたかも知れないが。) 原作の我愛羅奪還編の中で、カカシが「イチャタク」読んでるシーンってありましたっけ? ちゃんと持ってきてたんですね、この任務にも……まあ、置いてくるはずないか……。
アニメでは「視聴者は“木ノ葉の白い牙”って誰のことなのか、知らない」って前提になっているはずですから、“白い牙”についてはどう説明する(又は説明しない)のかなと思っていたのですが、「あー、こう来たか」という感じでした。 カカシがナルトに“白い牙”のことを問われて「どんなと言われても、そうだなあ……ま、一言で言うと、オレの父親だ」と言った後のチヨバアの表情(両目のアップ)のあの凄まじさ、またカカシに飛びかかろうとするんじゃないかと、一瞬ヒヤッとしましたよ(笑)。 でも、「お主、“白い牙”の息子か!?」と驚いただけで、別に飛びかかりはしなかったところを見ると、「仇は憎いが、仇の息子なら罪はない」ってことなんでしょうか。
この会話の最後にナルトが見せた、あのちょっと不満そうな顔って、何を意味するんでしょうか。 あの場の状況からすると、「大人3人はツーカーで事情をわかってるらしいのに、自分だけ蚊帳の外っぽいのが不満」ってことかな? そういえば、対デイダラ戦の最中に、カカシが万華鏡写輪眼をナルトに初めて見せた時、やっぱりナルトは同じような表情になっていた気がします。 「気合いの抜けた顔してっけど、カカシ先生ってば、やっぱ謎の人だってばよ」って心情の現れなんでしょうか。 そして、「どんなと言われても(中略)オレの父親だ」と言った時のカカシが、マスクと額当てで隠された左の横顔しかナルトには見せていなかったのは、もはやお約束でしょうか。
カカシ外伝で“白い牙”について言及したメンバーは、原作の今の時点ではみんな死んじゃっていますが(四代目然り、オビト然り、敵の岩忍然り)、今回の4人の会話が原作の今後につながる時って来るのでしょうか。 今回ナルトが知ったのは、「カカシの父親が、“木ノ葉の白い牙”と呼ばれていた」ということだけですからね、今後、どうにでも膨らませられるし、「忘れてたってばよ」で済ませることもできますし、どうなるんでしょうね。
意識を取り戻したカンクロウの回想の間、原作では、ナルトはサクラに、サクラのリュックを渡していましたが、アニメでは持ってあげていましたね。 「すぐには出発せず、1泊する」というストーリーの強調のためでしょうか。 ナルト、「すぐに出発だ、出発だ」って息巻いてるけど、「サクラが疲れているかも」ってことも少しは考えてあげればいいのに……まあ、我愛羅が誘拐されたことに比べれば、あの場面のナルトにとっては、我愛羅の方が緊急度が上なのはしょうがないか。 その代わりといっては何ですが、カカシがバキの申し出に「お言葉に甘えさせてもらおう」って言ったの、あれ、サクラの疲れを気遣っての台詞だと私は思いたい。
あと、アニメで完全に新設されたエピソードは、「鷹丸が綱手からの返書を砂隠れに運んできた」「パックンたちが口寄せされて登場した」ってことですかね。 「疾風伝」では、「原作のエピソードの並べ替え」「原作にないエピソードの補充」って手法が多用されて、ストーリーがわかりやすくなっていると思います。 「回想シーン多過ぎ」「もっとさっさと進めろ」という声もあるようですが、私には、これくらいのペースでこれからも進んで行ってくれればありがたいです。 これから、「カカシ班」「ガイ班」「暁」とか、「カカシ、ナルトvsデイダラ」「チヨバア、サクラvsサソリ」とか、何組かに分かれて話が展開していくので、どう演出してくれるのか、そのあたりも楽しみです。
「疾風伝」に切り替わるに際して音楽スタッフを変えたのって、ストーリー的に暁のウェイトが重くなってくるため、暁の無国籍っぽい雰囲気に合わせるのが目的だったのかも知れませんね。 私は「疾風伝」前の音楽も好きですが、切り替わった今のもなかなか好きです。 今回使われていた楽器ってあれ、パイプオルガンでしょうか? アニメ「NARUTO」「NARUTO疾風伝」を観ていなかったら、三味線も尺八もパイプオルガンも、聴く機会なんてなかなかなかったですよ。
おまけのコーナーで、テマリとカンクロウが木ノ葉で特別授業をしていましたが、テマリ役の朴璐美は、森功至が主宰している「オフィスもり」の声優養成コースの特別講師として呼ばれているらしいですよ。 (なぜかパンフレットを持っている私。いや、養成コースに入る予定はないですが(笑)。)
テーマ:NARUTO - ジャンル:アニメ・コミック
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