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忍者は労働者? 個人事業主?
先日、『NARUTO』を知らない友人に、『NARUTO』の設定を簡単に説明しようとして、「上忍、中忍、下忍という階級があって、上忍がいちばん高級取りで」と説明しかけたら、すかさず「え、忍者って給料制なの?」と、冷静に聞かれて、答えに詰まってしまいました。 そういえば、木ノ葉の里の給与体系ってどうなっているのでしょう? 上記の本に、少しだけ記述はあるけど、もうちょっと詳しく想像してみました。
まず考えたのは、「里の上層部は依頼を受けると、どの班に振り分けるかを決め、その任務についてはその班の忍者たちに自由裁量を与えて、個人事業主扱いとし、任務中は班のリーダーと依頼主の間で打ち合わせをさせ、任務が終わったらその結果についてだけ報告を受け、依頼主から受け取った報酬を忍者たちに払うようにしている」とか……いや待て、それじゃ今問題になっている「偽装請負」じゃないか。
次に考えたのは、「任務についての交渉はあくまで依頼主と里の上層部の間で行われ、依頼主が払うお金は『報酬』として里の上層部は受け取るが、里の上層部がそれを忍者たちに支給するときは『賃金』という名目で支給している。 ただし、忍者の裁量や力量によって結果が大きく左右されるような任務(Bランク以上あたり)に就いたときは、『手当』が加算されることがある」……これだと、割とすんなり納得できるかな?
ただ、「任務の報酬」という言い方に違和感はないけど、「任務の賃金」には違和感ありまくりだな。 だからナルトたち忍者は、習慣的に「任務の報酬」と言っているのかも。
里の者を大事にする木ノ葉の里のことだから、社内預金ならぬ「里内預金」なんかもありそう。 特別上忍あたりになって手取りに余裕が出てくると、日々の生活に必要な定額だけ(それでもかなりの額)を毎月現金で受け取り、残りは自動的に、本人名義の「里内預金」へ回るようにする、とかいうシステムもあるかも。
ただその結果、「上忍にまでなって、時間が経っていると、その手続きをしたのが何年も前になるため、自分が現在受け取っている報酬が世間相場に比べて一体どれだけ高額なのか、まして『里内預金』にどれだけ多額の報酬が貯まっているのか、ほとんど把握していない上忍」を大量に生み出してしまった、とか。 上忍以上になると、経済観念が壊れているような忍者が多いのは、そんな背景があるから、だったりして。 (カカシやアスマや自来也は目下の者に奢らせてるし、綱手は借金を重ねて逃げ回ってたし。 自来也や綱手の場合は、年齢からして「貨幣価値の変動」って要件もあるだろうしな。)
経済観念を失わずにいる上忍も中にはいるのでしょうが、そういう忍者は多分、シズネやヤマトみたいに、誰かのフォロー役に回らされることの多い、心休まることのないポジションに、いつの間にか置かれてしまうのでしょう。
自来也、綱手といえば、大蛇丸も経済観念は滅茶苦茶だと思われますが、彼の場合は、下手なファイナンシャルプランナーよりしっかりしていそうなカブトがついているので、そのあたりは大丈夫でしょうね(って何で敵方の心配をしているんだ私は)。
そういえば暁は、組織内で「金集めは重要事項」と公言しているし、『NARUTO』ワールドでは、「契約、雇用、報酬、資金」って意外とキーワードかも。
別に今日が「勤労感謝の日」だからってわけでは決してないのですが、書き終わって読み返したら、何だかそれっぽい内容になってしまいました(笑)。
テーマ:NARUTO - ジャンル:アニメ・コミック
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