|
「SAMURAI7」第19話「叛く!」感想。(その2)
あの「言問いの儀」って、天主の声もウキョウの声も、多少ぼやけてはいるものの、外に筒抜けなんですね。 あの場合、天主にとって隠さなくてはならないのは、姿より会話の内容だと思うのですが。 それなのに、「御簾の中を誰も覗いてはいけない」「3日3晩ぶっ通しで続く」「その間、周りの従者たちは、御簾の外で、その場に座って待っている」って、このルールの意義が何一つわからないんですけど……。 極めつけは、「途中で不適任とみなされたら殺される」だあ!? そんなの、ただの「圧迫面接」じゃないかあ!
あーでも、意義のわからないルールのもとで長年行われていることって、どこにでもありますよね。 困ったことですが。
あの状況では、ウキョウは言問いの儀にパスしようがすまいが、途中で天主を殺してしまうことはできたと思うのですが……。 あ、「この生命維持装置のどこをいじれば殺せるか」ってことを探るのが目的で、延々続く質問に答えていたのかな? 言問いの儀の途中からずっと、装置の周りをうろうろしたり、あちこちをいじったりしていたしな。
天主も、音声は遮断しても、御簾の中を外で見られるモニターでも設置しておけば良かったのに……。 そうすればいくら何でも、「このウキョウという者、挙動不審です」と気づく者がいたでしょうに。 次の支配者になる可能性のある者が、今の支配者を殺してすぐにでも支配者の座につこうとするってことくらい、予想できなかったんでしょうか。 カンベエに対してはあんなに厳重な警備を敷いたくせに、一旦後継者と認めた後は、よりによってあのウキョウとサシで話すなんて、危機意識なさ過ぎ。
別に、「天主に、天主のままでいて欲しかった」ってわけではありませんよ。 ただ、あの暢気さが、「リスクマネジメントのまるでできていない、いろいろな団体のトップ」と重なって見えてしまったもので、つい。 長いこと支配者の座にあると、自分が失脚したり裏切られたりする日が来るなんてこと、考えられなくなるのかも知れませんね。
それにしてもウキョウ、あの引きちぎったケーブルの束は、隠すなりごまかすなりしておいたんでしょうね? 天主が死んだ後の装置を見れば、何があったのか一目瞭然ですよ?
今回の教訓は、必要最低限の危機意識も持たず、その一方でわけのわからないルールで圧迫面接して、何十人も殺すようなことを続けていると、いずれ自分が破滅するんですよーってことですよね。(え、違うの?)
「SAMURAI7」第19話「叛く!」感想。(その1)に戻る
テーマ:SAMURAI7 - ジャンル:アニメ・コミック
|