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なんちゃってシャーロッキアンのひとりごと。(その5)~「007 ゴールドフィンガー」と、「ベルグレービアの醜聞」と、『銀魂』と(その2)~

(「なんちゃってシャーロッキアンのひとりごと。(その4)~「007 ゴールドフィンガー」と、「ベルグレービアの醜聞」と、『銀魂』と(その1)~」の続きです。)

最後に、『銀魂』について……と書くと、「10年以上連載されてる『銀魂』のどの部分だ」と言われそうですが(笑)。

『銀魂』についてというより、ここで取り上げるのは、『銀魂』に登場する多数の魅力的な女性キャラのうち、月詠です。

月詠はかつて、女郎ではなく「吉原を(というか、日輪を)守るため戦う」という役割につくことを希望し、「女であることを捨てた」という印として、自分で自分の顔に傷をつけましたが……今でも充分、美人。
それも、長身美人……BMIがちょっと心配なほどの、スレンダー美人。
(まあ『銀魂』の女性キャラって、だいたいそうですが。)

時としてクナイの腕がかなり怪しくなることには目をつぶるとして(笑)、概ね戦闘能力が高いキャラです。
忘れられがちだと思うんですが、月詠って、さっちゃんや全蔵と同様、戦闘時は基本的に「忍」の技で戦うんですよね。

で、女性ばかりで構成された吉原自警団「百華(ひゃっか)」の頭(かしら)……いや、「頭」ってのは結果であって、「創業者にして経営者」みたいなもんですよね、「百華」の女性たちが「百華」に入った経緯や、その女性たちからのあの慕われぶりを見ると。
このあたりは、「快援隊」を実質的に仕切っている(らしい)陸奥とちょっと似てるかも。
(顔の作画もほぼ同じだしゲホゲホ(笑)。)

で、で。
「吉原炎上篇」の前半あたりで数回、月詠は、日輪に対する思いをモノローグで語ってましたが……。

あの語りの熱さ濃密さはどう見ても、友情とか憧憬とか感謝とかの域を超えてるでしょう……かなり「恋愛感情」に近かったでしょう。
九兵衛でさえ、お妙さんに対する思いを、あんなに熱烈な言葉で語ってる描写はなかったはず。

まあ、この「妙のことが好きでたまらない」という設定を全面的に打ち出して登場した九兵衛でさえ、のちに「自分が百合キャラなのかボクっ娘なのか、自分でもわからなくなってきた」などと(空知センセイに)言わされてるくらいですから……「吉原炎上篇」の後は、月詠が日輪に対して寄せていた熱い思いも、すっかり影を潜めてしまったようですが。

そして月詠は「紅蜘蛛篇」では、かつての師・地雷亜に、銀さんのことを「惚れたか、この男に」と図星を指され、しかし、事件がひと通り収まった後、銀さんには遠回しに振られ、それ以上追うことはしないと決めたようです。

(しかしまあ、サザエさんワールドの悲しさ(?)で、その後も、「完全に思いを断ち切った」とはいってないようですが……作品初期から銀さんに執着し続けてるさっちゃんからも、何かにつけずーっとライバル視されてますし(笑)。)


月詠が登場した「吉原炎上篇」が収録されているのは、この第25巻と第26巻。

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「吉原炎上篇」を「日輪・鳳仙篇」と言い換えるなら、「月詠・地雷亜篇」とでも言うべき「紅蜘蛛篇」が収録されているのは、この第29巻と第30巻。

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++++++++++++++++++++++++++++++
――と、長々書きましたが。

「ヒロインは美人で、頭脳明晰で行動力があり、戦闘能力も高い」
「ヒロインは、自身同様“強い女”たちを率いるリーダーである」
「ヒロインは同性愛者である(又はその傾向を色濃く備えている)
そして
「ヒロインがおそらく初めて心惹かれた男が、シリーズの主人公の男だった」

……ってほら、プッシー・ガロアの設定と、(「ベルグレービアの醜聞」の)アイリーン・アドラーの設定と、月詠の設定って、そっくりでしょ?

ついでに言えば、「ヒロインがおそらく初めて心惹かれたシリーズの主人公の男は、恋愛には興味を示さない」ってところも同じ。
ボンドは、たとえ仕事中でも、美女が視界に入ればチェックを怠らないし、いつも最終的には誰かしら美女とコトに及びますが(しかも1作につき1人とは限らない)、そこに至るプロセスに「恋愛感情」なんてあったためしがないし。

シャーロックは、「恋愛なんて、自分には一生関係ない」という姿勢だし。
(まあその報復のように、アイリーンからは、面と向かって「童貞君」なんて言われてたが(笑)(しかも兄貴の前で(汗))。)

銀さんはボンドとちょっと似てて、エロには興味津々だったり、好きな女子アナはいたりしますが、身近にいる女性に好意を持った描写はないですし、近くにいる女性から寄せられる好意に応えたこともないですし。

やっぱりこれって、一種の「お約束」のパターンなんでしょうね……
「強くて美しい女が、それまで男に興味なんて示さなかったのが、初めて男に心惹かれるが、その男は、女の“気持ち”に応えることはしなかった」
という。

そう、「お約束」の中でも、「ミソジニーが巧みに織り込まれている」という意味での「お約束」。

(――いや、「ゴールドフィンガー」では、「織り込もう」という努力すら、あんまりされてなかったかな?(汗)

プッシー・ガロアは、「最終的によろしくやっちゃった」という意味ではボンドに拒絶されたわけじゃないですが……そもそもプッシー・ガロアの側は「ボンドと心を通わせ合いたい」とか思ってたわけじゃないですから、当然、そういう気持ちが叶えられることもなかったし。
「持っていない望みは叶えようがない」わけです。)


でもね。
同性愛の女性って、別に「男が嫌いで、その結果、女が好きになった」ってわけじゃない。
(いやそういう人もいるかも知れないが、多数派ではないはず。)

だから、
「男を嫌って、同性である女にウツツを抜かしていたような女は、罰を受けねばならない」
みたいな意図で
「プッシー・ガロアのような、アイリーンのような、月詠のような女は、たとえ男に心惹かれたとしても、その気持ちは拒絶されて当たり前」
というストーリーが作られたんだとしたら……それはちっとばかり残念。

いや、これは、「そういうストーリーが作られることが残念」とか「作り手の想像力が貧困なのが残念」とか「フィクション中のヒロインの扱いは結局、十年一日なのが残念」とかいうことではなくて……。

フィクションの世界ではなく現実のほうに「男を嫌って、同性である女にウツツを抜かしているような女は、罰を受けねばならない」という考えが根強くある、ってことが問題なのかも知れない。

これは日本だけの現象なのかどうかは知りませんが……。
ネット上の日本語の書き込みを見ると、「結婚しない女性」「子供を産まない女性」「離婚した女性」「結婚しないで子供を産んだ女性」などを叩きまくっているものが、何と多いこと。

そういう女性たちを叩きまくっている人たちは、そういう女性たちの生き方にミサンドリーの気配を嗅ぎ取り、あるいは「男を嫌っている」と決め付け、その結果叩きまくるのかも知れない……「男を嫌っている女は、罰を受けねばならない」と。

ということは。
そういう人たち(ミサンドリーっぽい女性を叩きまくる人たち)がこの世に多数いる限り、「男を嫌っている女は、罰を受けねばならない」と読めてしまうフィクションは、まだまだ作られ続けるでしょうねえ……何てったって、“需要”があるんですから。


プッシー・ガロアのその後はどうなったのかはわかりませんし、月詠は「サザエさんワールド」の『銀魂』の世界で、何事もなかったように生き続けてますが。

「ベルグレービアの醜聞」のアイリーン・アドラーは、全てが終わった後、「カラチでテロリストに首をはねられた(=死んだ)」のか、「アメリカで証人保護プログラムに入った(=生きている)」のか、どっちにも解釈できる終わり方をしてましたね……いや、「アメリカで証人保護プログラムに入った」と思ってる視聴者はいないか。
視聴者の興味は、「アイリーンが、カラチでテロリストに首をはねられそうになった寸前、テロリストを装ったシャーロックに命を助けられた」というあの映像が、本当にあったことだったのか、それともシャーロックの妄想や願望だったのか……そこですよね。

私は「アイリーンは生きている」と思いたいですけどね……アメリカで証人保護プログラムに入ったのかどうかは別として。

何でかというと、アイリーンが死んじゃったのであれば、それはもう、「ヒロインは、最終的に死ななくてはならない」という、これまた「フィクションのお約束」が、律儀に守られたことになってしまうから。

「SHERLOCK」シリーズは、「ビクトリア朝末期のロンドンを舞台として描かれたシャーロック・ホームズの活躍を、21世紀のロンドンに舞台を置き換えて描く」という作り方をして、大成功したドラマですが。

こと「女性の描き方」、特に「ヒロインの描き方」になると、「――新しい皮袋に、古い酒を入れたな(汗)」という印象を、随所随所で受けてしまったんですよ(汗)。

しかし、

「ヒロインは、死地を潜り抜けて、どうにか生き延びている……と思わせる余地を、視聴者に残した」
「そのために、主人公の男性はわざわざ死地に赴き、自らも命がけの大芝居を打っていた……と思わせる余地を、視聴者に残した」

という点では、正真正銘「新しい皮袋に新しい酒を入れたかな」と思えました。
この「ベルグレービアの醜聞」はインドアのシーンが多い回だったので、「え、シャーロック、カラチに行ってたの!?」と思わされたあのシーンは、いっそうインパクトがありましたし。

そもそも、この「SHERLOCK」は、原作はバリバリの“古典”。
その“古典”に敬意を表しつつドラマ化するに当たり、もし「新しさ」ばかりを重要視していたら……。
「――無理すんな(汗)」「――もっとエネルギーを注ぐべきポイントがあっただろうに(汗)」という仕上がりになっていたはず。

このブログでも何回か書いてますが。
「フィクションのパターンは、古代ギリシャ時代に出尽くした」とも言われてますから、100%新しい皮袋に、100%新しい酒を入れるなんて、無理……というより、「新しい」ことにばかりこだわる必要なんてないんだ。

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あ、もう一つついでに言えば。

「SHERLOCK」と『銀魂』では、

「主人公の男性の住まいを貸しているのは、『世話好きな母親』『もういい年になった主人公をいつまでも子供扱いする、親戚のオバサン』『口は悪いが情の厚い、近所のオバサン』などの要素を併せ持った、年配の未亡人」

ってところが同じ。
「SHERLOCK」シリーズではハドソン夫人、『銀魂』ではお登勢さんのことです。

ボンドのプライベートな住まいについては明かされていないので何とも言えませんが、「年配の未亡人が大家さん」って、ないとは言い切れませんよね(笑)。

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あとは……。

同じく「SHERLOCK」と『銀魂』では、

「変人である主人公の男性は、常識人の男性たちに囲まれて(支えられて?)暮らしている」

ってところが似てるかな(笑)。
シャーロックの場合は、ジョンレストレード、銀さんの場合は、新八土方さん(笑)。

ボンドとシャーロックはイギリス人だから、この2人の共通点がもっと多いかと思ってたんですが、意外や意外、シャーロックと銀さんの共通点のほうが多かったようだ(笑)。

うーん、レストレードが実はマヨラーだったり、アイドルオタクだったりしたらどうしよう(笑)。

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DVDやBDを買ったお方、ご覧になりました?
映像特典とか、オーディオコメンタリーとか、ありました?

私はテレビで放送されたものを全部録画できそうなので、DVDやBDは買わなくてもいいかなと思ってるんですが……特典次第では、欲しいかも……。

とりあえずサントラは、間違いなく欲しいです。

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でもこの画像のサントラも、いくつもバージョンがあるうちの一つみたいなんですよね。
「全部入り」みたいなの、ないのかいな。

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なんちゃってシャーロッキアンのひとりごと。(その4)~「007 ゴールドフィンガー」と、「ベルグレービアの醜聞」と、『銀魂』と(その1)~戻る



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なんちゃってシャーロッキアンのひとりごと。(その4)~「007 ゴールドフィンガー」と、「ベルグレービアの醜聞」と、『銀魂』と(その1)~

「SHERLOCK」第3シリーズの放送を前にして、「徹底解明!SHERLOCKの秘密」が放送されましたね。

んで。
「007」シリーズと、「SHERLOCK」シリーズと、そして『銀魂』に共通した点を発見した(ような気がした)ので、つらつら書いてみようと思います。

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まず、「007」シリーズ初期の作品である「ゴールドフィンガー」
この「007 ゴールドフィンガー」は、1964年公開の、007シリーズ第3作です。
(日本での公開は1965年。)

この「ゴールドフィンガー」のボンドガールは、オナー・ブラックマン演じるプッシー・ガロア
オナー・ブラックマンは、撮影当時37歳という、「ガール」と言うにはちょっとばかりお姉さんだったんですが、歴代ボンドガールの中で人気は高いそうです。
可愛い系というよりは、迫力あるお色気系のヒロインです……「日本語吹替え版の声の担当は日野由利加」と言えばイメージしていただきやすいかな?
要は、「ビバヒル」でいうとバレリー・マローン、「デスパレートな妻たち」でいうとガブリエル、「戦国BASARA」でいうと濃姫、「NARUTO疾風伝」でいうと五代目水影です。

何にせよ、アニメのキャラにしてもアイドルにしても、どっかしらにロリっぽい雰囲気を持った若い女の子が何かと高人気を博しがちな日本と違って、イギリスやアメリカじゃ、ああいう「迫力あるお色気系の、大人の強い女」が人気なのかな。

プッシー・ガロアは、女性ばかりの空中サーカス団を率いていて、自身もパイロット……と、これを聞いただけで、かなりの行動力がある女性だということがわかります。
とりあえず「足手まといなお姫様」でないことは確かです。
今日びの企業の採用担当者が喜びそうなリーダーシップもありまくり……ってか、既に起業しちゃってるタイプ?(笑)
とにかく、50年も前に作られた映画のヒロインとしちゃ、珍しいタイプでしょう。

そう、「ゴールドフィンガー」は50年も前に作られた映画ですが、オナー・ブラックマンは、2000年代に入ってからも映画「ブリジット・ジョーンズの日記」にも出演し、70歳を超えているとは思えない美貌を披露しているそうなので、DVDをお持ちのお方は要チェックです!

で。
映画では露骨な描写はなかったと思うんですが……このプッシー・ガロアは、同性愛者という設定なのです。
(繰り返しになりますが、映画では、露骨な描写はないです。)

でもまあ、007シリーズのお約束として、最終的にはボンドに、いわゆるその、オトされてしまって、よろしくやってしまうわけですが(汗)。


「007 ゴールドフィンガー」のDVDはこちら。

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あーそれから。
「プッシー(Pussy)」という言葉は、もとは「子猫」という意味なんですが。
(マザーグースにも、まさに「Pussy cat, pussy cat(子猫ちゃん、子猫ちゃん)」というタイトルのものがあります……確か「Pussy cat, pussy cat, where have you been?」という一節がありました。)

しかし、いつの頃からかこの「プッシー(Pussy)」という言葉は「女性器」という意味で使われるようになり、今じゃもう100%その意味で使われるようになってしまったので、この「プッシー・ガロア」という名前も、公開される国によっては「キティー・ガロア」という名前に変更されているそうです。
「キトゥン(kitten)」という言葉にも「子猫」という意味があるので、この「キトゥン(kitten)」を女性名っぽく「キティー(Kitty)」とアレンジしたわけですね(多分)。

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で、次は、「SHERLOCK」第2シリーズの第1話「ベルグレービアの醜聞」について。

この「ベルグレービアの醜聞」には、原作『ボヘミアの醜聞』でホームズの“敵”として登場したアイリーン・アドラーが、21世紀版にアレンジされた人物として、登場します。
――ホームズの“敵”にして、原作及び従来のホームズものの多くのドラマ・映画・漫画等を通して“ヒロイン”と呼ばれるに相応しい、アイリーン・アドラーが。

アイリーンは美人で、スタイルも良い。
(絶妙なカメラワークによって、そのスタイルの良さをダイレクトに拝むことは、視聴者には許されませんでしたが……シャーロック、もうちょっと左にずれろー!)

頭脳も明晰で、行動力も抜群。
そして、(薬物の力を借りたとはいえ)自らの腕力でシャーロックを叩きのめしたことがあるほど、戦闘能力も高い。

で、アイリーンの秘書やアシスタント的な役割を果たしていたのは、(数は多くなかったようですが)女性ばかりでした。
「普通、用心棒的な男性を、1人くらい雇わないか?」「男手があったほうが何かと重宝だぞ?」と私は思ったんですが、男性の姿はなかったですよね。

で、で。
アイリーンは、ドラマ「ベルグレービアの醜聞」では、同性愛者という設定になってましたよね……アイリーンは、そのことについては、ジョンに短いひと言で打ち明けただけでしたが。

そんで。
アイリーンは「ベルグレービアの醜聞」の終盤では、不覚にもシャーロックに対して抱いてしまっていた恋情の念を、シャーロックその人に看破され、面と向かって指摘され、否定できていませんでした。

(これはアイリーン側じゃなく、シャーロック側の話になりますが。

「SHERLOCK」の制作陣は、「「ベルグレービアの醜聞」では、視聴者が期待しているような、“恋するシャーロック”が見られるわけじゃない」と話してましたが……。

いやいや、あれは充分「恋するシャーロック」だったと、私は思う。

確かに「視聴者が期待しているような、“恋するシャーロック”」ではなかったかも知れないが……しかし、「SHERLOCK」は基本的に、ミステリードラマ。
ミステリーものは、視聴者の期待を裏切ってこそ、ナンボですから。)


アイリーンが登場した「ベルグレービアの醜聞」が収録されているのは、これ。

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ふと気づいたんですが。
『暗殺教室』に登場するイリーナ・イェラビッチ先生の「イリーナ」って名前は、英語風に読んだら「アイリーン」ですよね多分。
「アイリーン」系の名前をつけられた女性は、殺し屋とか、各国政府の弱みを握る“女王様”とか、ヤバい仕事に就く可能性が高くなるんだろうか。(まさか(笑))


三つ目の『銀魂』についても書こうと思ったんですが、ここまでで長くなったので、いったん区切ります。

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なんちゃってシャーロッキアンのひとりごと。(その5)~「007 ゴールドフィンガー」と、「ベルグレービアの醜聞」と、『銀魂』と(その2)~進む




なんちゃってシャーロッキアンのひとりごと。(その3)~ハリー兄さん?ハリー姉さん?~

「SHERLOCK」第1期の第1話の「ピンク色の研究」を観た時、
「あー、『シャーロックの知識や関心事は、すごく偏っている』という設定を強調したんだな」
と思ったシーンがありました。
ドラマが始まって、けっこうすぐのことでした……ジョンの持っていたスマホに刻まれた「ハリー」という名前について、シャーロックがマシンガントーク状態で、自分の推理をあれこれ語ったシーンです。

シャーロックは、端から「ハリーはジョンの兄」と決めてかかってましたが……。

「ハリーはジョンの姉」だったんですよね……「ハリーは女性」だったんですよね。

小説でも映画でもドラマでも、推理ものをたくさん鑑賞していると、「ミステリーのお約束」みたいなものがだんだんわかってくるんですが、その中の一つに、

「海外もので『ハリー』及び『ミシェル』という名前が出てきたら、男か女かをまず確認しろ」

というものがあります(と私は思ってます)。

(ちなみに、推理小説を読んでいて、「ハリーって女かよー!」と私が最初に衝撃を受けたのは、確か小学5年生の頃。)

なので、シャーロックが「ハリーは男性」という前提でガンガンまくし立てるのを、私は「オイほんとにそれでいいのか(汗)」と思いながら聞いていた。
そうしたら案の定、「ハリーは女性」ということが、ジョンによってすぐ明かされてましたが。

英語の「ハリー」とかフランス語の「ミシェル」とかの名前は、「男女双方に使える」という意味では、日本語で言うと、「薫」とか「正美」みたいなものでしょうか。
でも、日本語に通じた人間なら、「薫」とか「正美」とかの名前だけが知らされた状態なら、次に確認したいことって「その人、男性? 女性?」ってことじゃないですかね。
英語圏やフランス語圏の人って、人の性別をあんまり気にしないんだろうか……そんなわけないだろ、って気もするが。

シャーロックが「ハリーは男性」としか思っていなかったあのシーンによって、「シャーロックも、完璧な推理力を持った超人なわけじゃない」ということが伝わってきて、かえってそれがすごく、「このドラマの今っぽさ」「シャーロックという人間の現代的な面」を感じさせましたね。
開始すぐにああいうインパクトの強いエピソードを持ってきたってのも、秀逸な構成だったと思います。

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シーズン1からシーズン3まで、BDもDVDも売られてますが、1・2については再放送が、新シリーズの3についてはこれから放送があるので、それを録画できれば、買わなくていいかも……まあ、BD・DVDならではのおまけも、もちろんあるんだろうけど……。

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ところで今私は、
「“シャーロック”という単語を登録すると、この単語を含んだテレビ番組の放送予定をすべて、メールで知らせてくれる」
というサービスを利用してるんですが。

いくら「シャーロック」→「シャーロック・ホームズ」つながりだからと言って、

「探偵オペラ ミルキィホームズ」

の放送予定まで知らせてくれなくていいから!(笑)
年末年始に、CSで「探偵オペラ ミルキィホームズ」の一挙放送があった時、「ミルキィホームズ」情報だらけのお知らせメールが来て、私はPCの前でコケそうになったぞ!(笑)




なんちゃってシャーロッキアンのひとりごと。(その2)~マイクロフトのことと、アイリーンのことと、ジョンのこと~

イギリスBBC製作の「SHERLOCK(シャーロック)」には、斬新なアレンジがいろいろされてますが……。

「斬新なアレンジ」のうち、私がいちばんショックだったのは……マイクロフト兄さんが、あんな極悪人になっていたことだ(涙)。

今思うと、私は昔から、フィクション中の兄弟というと、なぜか「兄」のほうが好きなことが多くてですね。
マイクロフト&シャーロック兄弟についても、ジュブナイル版しか読んでいない、ほんの子供の頃から、マイクロフト兄さんのことがけっこう気になってました……描写なんて、ほとんどなかったのにね(笑)。

まあ、「こんな変人(※シャーロックのこと)の兄は、常識的な公務員なのか」という、そこが新鮮だっただけかも知れませんが(笑)。

(※「兄のほうが好き」という傾向は、今は、前ほどじゃなくなりました。)


あー、「斬新なアレンジ」のうち、ショックだった点、もう一ついいですか。
それは、「アイリーン・アドラーが、まるで高級娼婦扱いになっていたこと」(涙)。
そこは「大学教授とか研究者とかの、インテリ女性」にするべきところだろうがああー!(涙)

――と思ったんですが。
各国要人の弱みを握りやすい立場にあるのは、そりゃ「インテリ女性」よりは「高級娼婦」かも知れないな。
それに何より、アイリーンが登場する「ベルグレービアの醜聞」を私はまだ観ていないので、とりあえず仕上がりを拝見するとしよう。

豆知識を一つ。
「アイリーン」は、フランス語読みで「イレーヌ」。
「ヘレン」は、フランス語読みで「エレーヌ」です。
「イレーヌ」と「エレーヌ」、フランス語読みだと似てますけど、英語読みにすると全然違いますね。



「斬新なアレンジ」といえば。
主人公2人が若返ったことによって、「ジョン・ワトソンは、戦地帰りの射撃の名手」という設定がリアリティを持ったのがいちばん嬉しかったかな?

今までのホームズものでは、ジョン・ワトソンってたいてい「小太りの初老のオッサン」として描かれていて、何か起きると、レストレード警部の後あたりをドタドタやっとついていっている感じで、「射撃の名手」って設定にどうにもこうにも無理が感じられた(汗)……第一、「ワトソンが銃を撃つ」というシーンそのものが、ほとんどなかった(汗)。

だから、「ピンク色の研究」の中の、ジョンの射撃シーンが、すんごくかっこよく見えたし、嬉しかった……ありゃ、あんだけ理屈っぽいシャーロックも、理屈抜きで惚れるわ(笑)。

あー、ジョン・ワトソンに関して「若返ったことによって生きた、原作の設定」といえば。
嬉しいか嬉しくないかは別として、「女好き」という原作の設定が、思いっ切り生きたと思う(笑)。

そしてこれ、前にも書いたけど。
名前が「ジョン」で、職業が医者で、女好き……って、「ER」のカーター先生と同じなんですよね(笑)。


あれれ、シャーロックとモリアーティについて書くつもりが、かすりもしなかった(汗)……次の記事で書くぞ!

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↓「SHERLOCK」第1・第2シリーズのBDです。

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↑オーディオコメンタリーでもあれば、買うんだけどなあ(笑)。



なんちゃってシャーロッキアンのひとりごと。(その1)~祝「SHERLOCK」再放送&新シリーズ放送決定!~

今日(3月8日)は上弦の月でした。

さて、このブログで書いたことがあるかどうか覚えていないですが、私は、イギリスBBC製作の「SHERLOCK(シャーロック)」シリーズが大好き。
シャーロック・ホームズ役がベネディクト・カンバーバッチ(日本語吹替え版の声:三上哲)、ジョン・ヘイミッシュ・ワトソン役がマーティン・フリーマン(日本語吹替え版の声:森川智之)の、あのシリーズです!

「ベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマン」というと、今は「ホビット」シリーズのほうが有名なのかも知れませんが、時期的には、「SHERLOCK」での共演のほうが先ですよね確か。

一昨年の年末だったか、第1シリーズの再放送を観てドハマリし、第2シリーズの再放送を待ちわびていたのですが……。

この春、第1・第2シリーズの再放送及び新シリーズである第3シリーズの放送があるそうで!

いずれ「或るオタク女のスケジュール及びTo Doリスト。」に織り込んで記事にするつもりですが、「SHERLOCK」に関する情報だけ、先にピックアップして載せておきます。
チャンネルはすべて、「NHK BSプレミアム」です。

(※ここの情報は、このブログ管理人が調べた範囲のものです。正確なところは、各自ご確認ください。)

【2014年4月6日(日)(※土曜深夜)
「SHERLOCK(シャーロック)」第1シーズン第1話「ピンク色の研究」放送

【2014年4月13日(日)(※土曜深夜)
「SHERLOCK(シャーロック)」第1シーズン第2話「死を呼ぶ暗号」放送

【2014年4月20日(日)(※土曜深夜)
「SHERLOCK(シャーロック)」第1シーズン第3話「大いなるゲーム」放送

【2014年4月27日(日)(※土曜深夜)
「SHERLOCK(シャーロック)」第2シーズン第1話「ベルグレービアの醜聞」放送

【2014年5月4日(日)(※土曜深夜)
「SHERLOCK(シャーロック)」第2シーズン第2話「バスカヴィルの犬(ハウンド)」放送

【2014年5月11日(日)(※土曜深夜)
「SHERLOCK(シャーロック)」第2シーズン第3話「ライヘンバッハ・ヒーロー」放送

【2014年5月18日(日)(※土曜深夜)<
特別番組「徹底解明!SHERLOCKの秘密(仮)」放送

【2014年5月24日(土)
「SHERLOCK(シャーロック)」第3シーズン第1話「空(から)の霊柩車(仮)」放送

【2014年5月31日(土)
「SHERLOCK(シャーロック)」第3シーズン第2話「三の兆候(仮)」放送

【2014年6月7日(土)
「SHERLOCK(シャーロック)」第3シーズン第3話「最後の誓い(仮)」放送


でも。

今「NHK」「シャーロック」というと、三谷幸喜が脚本を担当した「シャーロック・ホームズ」のほうが注目されてるのか?(汗)
こっちは、何と人形劇だそうで!
そして、更に何と、「学園ミステリー」仕立てで、ホームズの年齢設定が15歳だそうで!(汗)

ヒトサマの作ったものに、放送前からいちゃもんつけるのは本意ではないのだが……。

若すぎー!(汗)

若返らせることには大賛成ですが、せめて20代後半あたりで止めてくれー!(汗)

――いや、それは私が単に、BBC製作の、あのあたりの設定が好みだ、ってだけのことなんですけどね(笑)。

それと。
人形劇の「シャーロック・ホームズ」の番宣で、三谷氏は、
「この番組は、シャーロッキアンなら、必ず楽しめます。
逆にいうと、これを観て楽しめないのは、シャーロッキアンではありません」

みたいなことを語ってましたが……。

今までも、ホームズもののドラマや映画を作った人たちは、ほぼ全員がそう思っていたと思うよ、三谷サン(笑)。


――ってだから、ヒトサマの作ったものに、放送前からいちゃもんめいたこと言うなっての私!(汗)



そんなわけで、「なんちゃってシャーロッキアン魂」に火が点きかけているので、今後ちょいちょい、シャーロック・ホームズネタの記事が上がるかも知れません……本物のシャーロッキアン諸兄諸姉には「素人の戯言」みたいな記事になる可能性も高いですが、どうぞ温かく見守ってやってくださいまし!

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↑第1も第2も、ジャケットの写真かっこいいな!






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